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銀の鈴社は、〈花や動物、子供たちがすくすく育つこと〉を願って活動しています

『漢字のかんじ』で痛感する詩の力

『漢字のかんじ』で痛感する詩の力
国語の授業で取り組んでくれた鎌倉市立御成中学の一年生や、総合学習で小社を訪れた横浜国立大学附属中学の生徒たち。
ゼミ合宿所で鎌倉へ来られた、国語教諭を目指している常葉学園大学の学生さんたち。
そして、日頃お世話になっている身近な方がたのお子さん(小学校低学年から)など。
詩はちょっと、と、煙たく思っていた人からも、思いがけない〈食いつき〉を得ているのが、『漢字のかんじ』です。
子どもにもわかる言葉で綴られた真実の世界。
ジュニアポエムがめざす詩の世界の素晴らしさを、未踏の道を切り拓きながら、一歩一歩進んでいるのが本書です。
この積み重ねは、きっと後世に刻み込まれるはず。
詩って、とても面白いんだよ。
詩を難しく考えなくてもいいんだよ。
自分の感じたこと、あれっ?って思ったこととかを、自分の心に正直に、できるだけありのままに伝えられればいいんだよ。
誰でも真似してはじめられるけれど、やってみたら、その高みに気がつく。
詩人が、その一言を選び抜いた意味や、その表現にいきついたことを知った時に、あらためて、詩の奥深さと面白さに気づくんじゃないかしら。
学ぶはまねぶ。
面白そうだから、真似してつくってみたくなる。
元来、韻文に造詣が深い日本人の、未開拓分野であるポエムの世界。
杉本さんが投じた一石の波紋は、ゆっくり、しっかり、広がっています。
西野真由美

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