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銀の鈴社は、〈花や動物、子供たちがすくすく育つこと〉を願って活動しています

ピカピカの秋刀魚◯西野真由美の社長ブログ

ピカピカ、キラキラ光っている、たくさんの秋刀魚をいただきました。
岩手県の大船渡市からクール便で届いた発砲スチロールの箱。
蓋を開けると、ピカピカ、キラキラ光っているたくさんの秋刀魚が、氷に守られる様に鎮座していました。
送り主の女性は、大震災後の大船渡で、子どもたちのためにと、移動図書館を始めた方。
被災地の子どもたちのために移動図書館をと動き始め、車はトヨタから中古を寄贈してもらえたが、本がなかなか集まらないということでした。
お花の先生のご紹介で窮状を知り、銀の鈴社の本を寄贈。
また、小社も参加しているクレヨンハウスのHUG&READへも連絡して、そちらからも寄贈していただきました。
本だけでなく、みなさまからお寄せいただいた手作りバッグも、移動図書館で活躍しています。
借りた本を、手作りバッグに入れて持ち帰っているのです。
大船渡のその方は、ボランティアで移動図書館をなさっています。
それなのに、秋刀魚までいただいてしまっては、と、シルバーブルーに光り輝く秋刀魚が眩しくてなりません。
ご近所の酒井太郎(さかい内科・胃腸科クリニック)先生も、被災地での医療活動に同行してくださった、ご自身も被災者の看護師の方からお菓子を贈っていただき、申し訳なくて、涙がでたとおっしゃっておられました。
東北の方々の、律儀すぎる誠実さが、苦しいほど身に沁みます。
先程、自宅でいただいた焼き立ての秋刀魚は、ほろ苦いはずのハラワタまで甘い、心身ともにとろけるような、みちのくの秋の味覚でありました。
感謝をこめて:ご馳走さまでした。
西野真由美

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