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銀の鈴社は、〈花や動物、子供たちがすくすく育つこと〉を願って活動しています

『子どものための少年詩集2011』◯西野真由美の社長ブログ

『子どものための少年詩集2011』ができました。
今回は、166篇を収載。
個人詩集にはない、アンソロジーならではの面白さ。
それは万華鏡のように、ページを手繰るたびにまったく異なる新しい世界を感じられること。
昨年から始まった、本になる前、校正刷りの段階で子どもたちに読んでもらい、好きな3篇をえらんでもらうという試み。
今年はパワーアップして、102人の子どもたちにご協力していただきました。
編集委員が選んだ優秀作品賞は、小野浩さんの「勇気」。
「勇気」は、子どもたちからも人気のあった、方言がピリリと効いた詩です。
小野浩さんの故郷は、鹿児島よりの宮崎県だそう。
祖父から聞いた、少年たちの儀式のことを思い出しました。
祖父の故郷、鹿児島では、桜島まで泳いで往復するのが、一人前の男としての証だったとか。
怖くて震える祖父に、父(曾祖父)の「ひっとべー!」の一声が背中を押したと。
まさに、小野さんの作品「勇気」の世界です。
来年版でも、刊行前に子どもたちに読んでもらって、好きな3篇を選んでもらう予定です。
ネットを活用した方法も検討中。
お問い合わせは、銀の鈴社までお気軽にどうぞ。
西野真由美

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