skip to Main Content

銀の鈴社は、〈花や動物、子供たちがすくすく育つこと〉を願って活動しています

お話会:写真でたどる文学散歩「万葉集と源氏物語の鎌倉」◯西野真由美の社長ブログ

昨日、織田 百合子さんのお話会が銀の鈴サロンでおこなわれました。
「万葉集」や「源氏物語」、「徒然草」や「とはずがたり」などなど。
かつて義務教育で習った古典文学の数々と鎌倉とのゆかりを、資料をまじえてゆったりお話していただきました。
最後に、参加者全員で自己紹介と一言感想を話しました。
香道を嗜んでおられる方や、桜の木からたどるお話をされた方など。
織田百合子さんが、歴史や写真家、作家などさまざまな視点からたどることで、鎌倉の知られていなかった役割が見えてきたように、新たな可能性も感じるディスカッションとなりました。
途中からは、鎌倉ケーブルテレビの取材も入りました。
火曜日からのニュースで紹介されるそうです。
鎌倉文学館の学芸員、小田島さんも、来客の合間をぬって駆けつけてくださって、ありがたく嬉しいひとときでした。
鎌倉にお住まいの方、遠方からお運びくださった方など、参加者のみなさんそれぞれに、新たな鎌倉の魅力を教えていただいたと喜んでいただきました。
鎌倉で生まれ育ったという方の、子どもの頃から今日のお話を知っていたなら、もっと違っていただろうに、という発言が、深く心に残りました。
さまざまな形で、織田さんの発見を伝えていかなければと、改めてその必要性と使命をも痛感しました。
『源氏物語と鎌倉』の刊行は、銀の鈴社が鎌倉へ移転したこととあわせて、光行さんや仙覚さんのお導きなのかもしれない、と、会を終えて、織田さんと話しあったことでした。
光行さんや仙覚さんの想いが、はるかな時を越えて私たちを結びつけている。
そう思えてならないご縁に、心から感謝の一日となりました。
西野真由美

Back To Top