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銀の鈴社は、〈花や動物、子供たちがすくすく育つこと〉を願って活動しています

1月のある日   阿見みどり

1月8日
めずらしくやわらかな冬の陽射し 11日に取材にみえるというNHK深夜便雑誌のことを考えると遠いこの鎌倉まで時間とご足労をおかけしただけのことをと 気がつく限り なにをどうすればよいのか 夕べから頭を巡らしました。
スケッチしているところをとそれだけのご注文。
1年でいちばんお花の少ないとき 殺風景な結果にしては申し訳ない。
さいわいあたたかなお昼休み
デスクワークをちょっと伏せて バス停二つさき花友の浄妙寺へ。
奥様にはお会いできなかったけれど住職様にご挨拶して、11日のおことわりをする。
私の好きな花塚には あふれるようにお花が供えられて 冬景色に彩りを添えている。
そのすぐ近くのロウバイの花が みごとな姿。
のこり葉をつけてつぼみと開花がいっぱいに光を浴びて かぐわしい香りをただよわせて 最高!
あ 待って ロウバイは万葉時代にはまだなかったみたい。テーマは万葉の花。
気をとりなおして石釜ガーデンに通じる「花の散策路」へ。
ありました ありました にこぐさ、つばき、ひかん桜、あしび。
楚々と咲く このひかん桜をスケッチすれば はるか前方の美しい衣張山も風景に入る・・・
これで花のあるシーンになります。
下見をしてよかったぁ。

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