雪景色を眺めながら 1月15日
何年ぶりかの白銀の世界
アトリエの窓から一望できる源氏山の風景
その麓に織りなす民家の白い姿
ここ佐助の谷戸のトップから見える 両サイドの木々の粧い・・・絵になるなーと
ただ感嘆の心のまま 気がかりな『絵巻 万葉ものがたり』の構想やラフスケッチの時間となる
清められた感性のおかげで 長い年月 頭のなかにもやもやしていた画像が 気持ちよくすらすら筆先に流れ出てくる
不思議な誕生の日を実感する
今日は いい日 アトリエに没頭できる!
昨日に続く休みでもあるし しばし編集の仕事は 横において たっぷり万葉の世界を泳ぐ日だ。
万葉びとの衣装やかんざしなど文献から抽出した資料を 机上において 真っ白い雪景色を見ながらイメージを 泳がせる
ああ これこそ至福のとき
忙しい日常があるからこその充実感なのでしょうか。すべてに感謝 感謝 阿見みどり