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銀の鈴社は、〈花や動物、子供たちがすくすく育つこと〉を願って活動しています

ふるさとは無人島ー八丈小島ものがたり

高橋文子作 山中桃子絵  鈴の音童話シリーズ
3月刊行予定で 初校が出ました。
新カタログに紹介したいと 表紙画を急いで頂き なんとか新学期の販促にも間に合う段取りができて ホッとしています。
尊敬する漆原先生の島時代の教え子とのこと。
難病のなかを文筆に助けられて つぎつぎ作品を生み出す情熱は まさに荒波にきたえられた師弟共通の島育ち。
また ご主人のマネージャーぶりはなんともけなげで 夫婦愛のかもしだす底知れぬエネルギーを感じます。
漆原先生が その昔 子守りをしたという立松和平さん の遺児桃子さんに 今回も出番をお願いしました。
人のつながりはくさりのようです。
今は無人島になった小島 その最後に島と別れる父の姿 大切な牛のものがたり 家族がいきいきと助け合いながら営むほんとうの幸せを活写して 著者の筆は留まることがありません。
多くの子どもからお年寄りまで 読みやすい 文字と文の運びです。
奇をてらうことのない本 まごころがつまっている本 たくさんの人に届けたいです。

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