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銀の鈴社は、〈花や動物、子供たちがすくすく育つこと〉を願って活動しています

ポエムで感じて考える「いのち」と「平和」○西野真由美○目白大学にて

21日の木曜日に、目白大学でポエムの話をして参りました。
話といっても、私の拙い話より、たくさんの素敵な作品に出会ってもらう方がいいので、たくさんのポエムをご紹介しました。
お相手は、目白大学人間学部児童教育学科の二年生。
質問もさまざまで、けれどもしっかりと受け止めてくれたことがよくわかる質問ばかり。
小学校の先生を目指す学生さん達のまっすぐな眼差しに、思わず背筋を伸ばしながらのひとときでした。
その中であらためて感じたのは、ポエムとの距離。
授業で学習したという谷川俊太郎さんの「生きる」や「朝のリレー」くらいしか知らなかった、と。
『子どものための少年詩集』での子どもたちの感想同様、配布資料に収載した作品や朗読した作品に、学生さん達は、それぞれ心響かせてくれました。
もっともっと、作品にふれてもらえれば。
いただいた感想レポートでも再確認しつつ、それでも、子ども達にもポエムを伝えていきたいとか、自分も心の杖となる作品を見つけたいというようなレポートも多く、明るい未来を感じました。
お招きくださった学部長の多田先生が、上手にリード&フォローしてくださったおかげで、なんとか話し終えることができました。
キャンパスの樹々も色づいて、其処此処にあるベンチには、木洩れ陽が揺れていました。
また昨日拾ったという小さなウサギの子どもやオトナのウサギ、黒豚など、小動物たちもいました。
穏やかな表情の若者たちが行き交い、明るい若人の声が響くキャンパスで過ごした、心地よい秋の一日でした。
西野真由美

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