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銀の鈴社は、〈花や動物、子供たちがすくすく育つこと〉を願って活動しています

「地球のともだち」を編集して

アザラシのあかちゃんのへその緒の血のついた傷あとに手が止まった 。
写真集の編集作業はそのままドラマづくりの境地に 。
お母さんアザラシのお乳を含ませているときの表情
シロクマが三匹のこぐまをつれて氷原をとぼとぼ歩く夕暮れの風景
手ながざるが赤ちゃんをおんぶして木をとびうつり 安心したポーズで抱っこしてお乳をあげる顔 、その赤ちゃんの顔
象の親子が、群れから離れないように必死で守り守られながら、行進する場面。
動物たちの自然な子育ての世界を思いめぐらせながら、ふと気づくと 私の頭の中は20年前の我が家の一こまが展開していた。
ウェスティの ラッキーが4匹の仔犬を産み、育てているときのけなげな表情 。そこにはかつての母の面影がかさなり 次は、私自身の楽しかっかた育児時代へと思い出は果てしなく続いていく。
命のつながりの原点はこの赤い血のついた「へそのを」なのだ。
地球上の哺乳類の命の源は、はるか昔から続くこの血のついたへその緒。

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