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銀の鈴社は、〈花や動物、子供たちがすくすく育つこと〉を願って活動しています

旧友とともに晩年の新しい一歩

どちらも新婚時代、ご近所のおつきあいだった同窓の友達ご夫婦が、先日60余年ぶりに来訪。

その折「私 山歩きばかりを楽しみにしてきたけど、せんだっての入院で足が心細くなって。80半ば過ぎて、これから何を楽しみに過ごそうかと。人に迷惑かけず、物も増やしたくない、お金もかけられない。それで考えたの。折り紙!」

「わぁ 私の若い頃折り紙婆さんになるのと吹聴してきて、ずっと気になってた。教えてほしい!

今日はその第一回折り紙勉強会。手作りランチを挟んで数時間。新婚時代に戻った気分で、ながいそれぞれの来し方を話題にしながら、楽しいひとときだった。」

8枚の折り紙を折りたたんで素敵な蓋付き函。ややこしい手順!考えた人も綺麗にマスターした友も尊敬するのみ。白い函を作り、そこに花を水彩で描きたい という私のために友はしっかり覚え込み、手ほどきしてくれるまでになりました。

次回までに絵付けをしてみます!と約束する。思いがけない婆さまの時間は、しっかり「若いふたり」に変身させてくれました。

降ったりやんだりの雨空

今日もアジサイ散策。膝の手術後で動けなかった去年の分まで!せっかく鎌倉に住んでいるので鎌倉の花を可能な限り、、、。

今日は東京から、珍しく訪れてくれた息子の車で、近くの鎌倉山らい亭のアジサイ。ほぼ傘さすこともなくしっとりとした雨の余韻を楽しんできました。

ちょうどお昼、シンプルなおせいろ。久々のお蕎麦おいしかったー。

杖をつきながらヨタヨタの母を気遣ってくれる息子と娘に心許して、感謝の休日でした。

4年ぶりの万葉野の花水彩画展、秋の文化の日に

2023年11月1日〜6日

鎌倉比企ヶ谷の妙本寺書院にて  鎌倉駅から徒歩10分

10時から16時

絵巻「万葉ものがたり全4巻」8軸 と例年の「万葉野の花カレンダー2024 原画」

怖いもの知らずのライフワークがなんとか元気な身体で完成しました。心に描いた15歳から数えると70年。想いは深く、年月だけは重ねて未熟な筆ながら、意図する世界は自分なりに表現できました。

来年のカレンダーの画も今は印刷所に。あとは遠くからご足労くださるかたがたを思いながら、展示場のしつらえのあれこれをイメージして準備するだけです。

カレンダーは25年目。毎年丸善ギャラリーや鎌倉やまごなどで発表してきました。英訳のブルースさんもよくぞこんなに長い間併走してくださって感謝でいっぱいです。

日本の宝「万葉集」を世界の「文化遺産」に!

石のように硬い私の想いです。

瑞泉寺のアジサイ

晩年は鎌倉に住む方丈の庵でいいのと君に応えき

亡き夫も好きだったこの静寂の佇まい。私はこんな言葉を呟いて。

夢窓国師の修行地

ウグイスが自慢の声で歓待してくれました。昨日の大雨を忘れさせる境内の行き届いた清掃。樹木の中で作業中の庭師さんにねぎらいの声かけをすると、そうかい 俺ひとりでやってんだよ とうれしそう。

心の奥まで清らかな空気をいただく。

秋の妙本寺展延期のお知らせ

なかなか静まらないコロナ禍モード。
ぼんぼり祭りに奉納して身近な鶴岡八幡宮さん、秋の実朝祭などの例大祭はうちうちでとのお知らせを受けて、一晩考えました。
朝のミーティングに妙本寺展のことを問題提起しました。
妙本寺さんや遠くからおいでくださる方々に万一のご迷惑になっては本末転倒、中止延期の勇気を最優先にすべきとの結論に達しました。
改めての告知に先立って、ここに秋のスケジュールの変更をお伝えします。
平穏が戻ったとき、安心してのお披露目を目指して、その時ご来場くださる方に丁寧な説明、解説ができるよう、口下手な頭の整理にこれからの時間を使いたいと思います。
なお、絵本『絵巻 万葉ものがたり』は、予定通り10月中に刊行の予定です。

阿見みどり

阿見みどり近況報告

1.ラジオ深夜便 アンコール放送決定
主演:阿見みどり・須磨佳津江・2012年分
NHKラジオ第1:6月1日〜2日にかけてのラジオ深夜便1時台「花が好き!自然が好き!」
翌日から1週間 聴き逃し配信も。NHKラジオ らじる らじる
2.毎日小学生新聞でのカラー連載開始
2022年4月から毎月第1、第3月曜日 阿見みどりの絵と万葉歌、意訳と英訳のコーナー
3.野の花ツアー in 奥志賀高原
2022年7月9日(土)〜12日(火) 最大18名様・残席ございます。
4.阿見みどり 万葉野の花 水彩画展
2022年11月3日(木)〜8日(木)
比企谷 妙本寺(鎌倉)書院にて
絵巻「万葉ものがたり」全四巻、2023年万葉野の花カレンダーの原画展示

阿見みどり原画とグッズ展示販売のご案内

横浜そごう美術館で開催される

篠田桃紅展(2021年4月3日〜5月9日)https://www.sogo-seibu.jp/common/museum/archives/21/shinoda_toko/

のミュージアムショップにて、阿見みどりの原画とグッズが展示販売されます。

なお、画家は会場におりませんが、お近くにおいでの際にはお立ち寄りください。

 

*なお、阿見の作品は3月17日(水)よりお買い求めいただけます。

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