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銀の鈴社は、〈花や動物、子供たちがすくすく育つこと〉を願って活動しています

手のひらBOOKS 編集室日記

2012年 日本中が元気になりますように 合い言葉のような賀状で新年が始まりました。
銀の鈴社は 20数年あたためてきた「手のひらBOOKS」をいよいよスタートいたします。
人はだれでも生まれながらに 詩人の心を潜めています。
言葉にめざめたこどもの頃はとくに濃密に。
だんだん世の中のほこりにまみれて いやおうなしに感性が粗雑になって 詩人だけの分野みたいな錯覚をもってしまっているのです。
非常時には なにが一番大切か 思い知った真実。いまこそその心を言葉に表しましょう。
子どもはこどもの心で おとなは複雑なこころのヒダを 人生の終盤だからこそ見えてきたなにかを。
年齢にあった心のまなざしを 一片の詩にして 手のひらBOOKSに大集合。
このホームページの案内をみて あなたの心をあなたの言葉で どうぞ応募してください。自分磨きになります。思いがけない自分だけの宝がひとつ この世に産み落とされて 一人歩きしていきます。かわいい詩集の1ページになって・・・。

編集者として思うこと    柴崎俊子

今年 2012年はどのような足跡を刻むのでしょうか。
世界のめまぐるしいなんとなく怖い状勢に 気がかりが高じて この暮れからお正月にかけての久々のオフタイムはテレビで「池上彰の世界を知ろう」に夢中になりました。
化学のつぎに苦手だった世界史 現代史 知らないまま過ごしてきた己を恥じて 1センチすすめば1センチその空洞の深さにため息をついて それでも気づいたときからがスタートと。
複雑な世界の人間の欲望 事実を知って そのなかのひとりとしての立ち位置をきめる・・・今からでも遅くないと考えながら。どこまで理解できているのか 我ながら心もとないことですが なんとなく 日頃のニュースが 身近に受け止められてきました。
日本のことさえ 想像を超えたさまざまな変化に 頭のなかは真っ白になったり 熱く燃えたり。
たくさんの人生をのせて この地球は しっかり自転し続けています。
「この地球は果てしない宇宙に育まれている」
という 宇宙飛行士のことばを耳にして ハッとしました。
この地球も たったひとつの生命体なのだと。
この歳まで たいしたこともできずに過ごしてきた せめて2012年から前に1歩踏み出して 努力しようと。 編集の仕事を通して出来ること するべきことを確認する作業から1ページを始めようと思います。

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