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銀の鈴社は、〈花や動物、子供たちがすくすく育つこと〉を願って活動しています

平成23年「小学校国語の教科書に出てくる本」

平成23年に改訂された「小学校国語の教科書」に掲載されている銀の鈴社の詩集を
ご紹介させていただきます。現在把握している段階で16編の詩が教科書に掲載されております。

『げんげと蛙』「春のうた」草野心平詩集
教育出版4年上P.8-9 学校図書3年下P.118 光村図書4年上P.4
『ゆうべのうちに』「山」原国子詩集
光村図書2年下P.104
『さりさりと雪の降る日』「さりさりと雪の降る日」山本なおこ詩集
三省堂5年P.210
『おんぷになって』池田もと子詩集
教育出版1年下P.11
『おかあさんの庭』「おかあさんの庭」「島」高崎乃理子詩集
教育出版6年下P.10-11
『秋いっぱい』「秋 いっぱい」「とびばこ だんだん」藤 哲生詩集
教育出版4年上P.10-11
『まっかな秋』「まっかな秋」薩摩 忠詩集
光村図書2年下
『はたけの詩』「じゃがいも」大久保テイ子詩集
光村図書3年下P.71
『どんな音がするでしょか』「くもは がようし」宮中雲子詩集
東書1年下P.1
『地球へのピクニック』「生きる」谷川俊太郎詩集
光村図書6年P.208
『天のたて琴』「ぶどう」のろ さかん詩集
学校図書4年下表2
『星の美しい村』「手紙」鈴木敏史詩集
学校図書5年上P.102
『枯れ葉と星』「忘れもの」高田敏子詩集
光村図書4年上P.96
『夕方のにおい』「ぼくは川」阪田寛夫詩集
光村図書4年上P.98

著者の声『まけるなアオムシくん!』

『まけるなアオムシくん!』
★著者の声★
 「まけるなアオムシくん!」
 我が家で育てているミカンの木にやってくるクロアゲハの観察から、この絵本は誕生しました。
 一番の驚きは、母親が葉っぱに卵を産み落とした瞬間から、誰から教えられたわけでもないのに、孵化、幼虫、サナギ、羽化をして、クロアゲハになっていくことです。成長の途中には、虫や鳥や雨や風などの、さまざまな困難があります。しかし、それにも負けずに支え合ってたくましく生きのびていく姿には感動です!
 冬が長く寒い東北では、秋に産み落とされた卵は初冬にサナギになり、およそ5ヶ月もの間、じっと春を待っているのです。それは、春や夏に生まれたサナギとは比べものにはならないほどの長い時間なのです。今、我が家にも2匹のきみどり色のサナギが春を待っています。私は毎日、ベランダに洗濯物を干しながら、「まけるなアオムシくん!」と声をかけております。春が楽しみです!
 おかげさまで、全国学校図書館協議会選定図書に選定していただきました。少しずつではありますが、一人(?)歩きを始めたようです。
 この度の東日本大震災に際し、被災なされた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
被災者の方々の中にはたくさんの子ども達もおります。どんなに辛く悲しく怖い思いをしていたかと想像しただけで、心が痛みます。小さいけれど、私ができることのひとつとして、被災地に絵本「まけるなアオムシくん!」をお届けしていただきました。また、私の住む山形市は被害が殆どないので、福島からたくさんの方々が避難されてます。先日は、その避難所で子ども達に読み聞かせをして参りました。「朝の来ない夜はない!冬は必ず春となる!まけるな!」そんな思いを込めて。
福山とも子
2011/03/25

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