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銀の鈴社は、〈花や動物、子供たちがすくすく育つこと〉を願って活動しています

井上灯美子詩集『いろのエンゼル』◯西野真由美の社長ブログ

井上灯美子さんの四冊目の詩集『いろのエンゼル』(ジュニアポエムNo.218)を刊行しました。
対象年令別の章立てで、4章にまとめられています。
しろいいろ
なのはなのいろ
そらのいろ
プリズムのいろ
可愛らしい章タイトルに、ベテラン編集長が名付けた書名は『いろのエンゼル』。
その書名を喜んだ井上さんから、新しいタイトル詩が生まれました。
著者と編集者との絶妙なキャッチボール。
ボールを受けた唐沢静さんの絵筆から、七色の虹をまとった愛らしいエンゼルが生まれます。
巻頭詩「いろのエンゼル」をいただいて、ジュニアポエム219が誕生しました。
季節は、しろいいろ から なのはなのいろ へ。
いろのエンゼルを、感じられるような気がする詩集です。
西野真由美

迎春◯西野真由美の社長ブログ

銀の鈴社の2012年が始まりました。
震災に原発事故と、辛いことの多かった年を経ての新春です。
昨年は銀の鈴社にとっても、大切な方々をお見送りした年でした。
今日は成人式。
私事ですが、息子は来月挙式、娘は今日成人式を迎えました。
2012年は、個人的にも新しい一歩を踏み出す年。
手のひらBooksの新しいアンソロジー、手のひらポエムアンソロジーに参加しようと、私も年末から呻吟しています。
子どもは詩人だと言われます。
子どもの一言に、ハッとしたことのある方は、きっと多いと思います。
そして大人は、誰しも子ども時代を経験しているはず。
テーマ別の手のひらポエムアンソロジーは、そんな想いでスタートします。
『子どものための少年詩集2012』も、よりパワフルにと工夫しながら、募集中です。
手のひらポエムアンソロジーの第一回締切は、今月末。
2012年が、希望に満ちた一年でありますようにと念じつつ、新たな一歩を踏み出します。
西野真由美

子ども会のクリスマス◯西野真由美の社長ブログ

冬至の昨日、大蔵子ども会のクリスマス会が、銀の鈴サロンで行なわれました。
クリスマスグッズの手作り工作やビンゴ大会。
私の読み聞かせは、『こねこのタケシ 南極大ぼうけん』と、詩を一編。
詩は、『子どものための少年詩集2011』から、あべこうぞうさんの作品「みんなのいのち」。
今年は、読み聞かせの前に手遊びタイムも加わりました。
ちょうど、保育士のタマゴちゃんがバイトに来てくれていたので、急遽決まったミニミニ実習。
同じ手遊びを二回繰り返したのですが、二度目には手拍子も声も揃ってバッチリ。
3歳くらいから小学校3年生くらいまでの異年齢の子どもたちが30人くらい。
お山すわりの子どもたちが、目を輝かせながら手をたたき、うたってくれます。
「手はお膝~」
で終わる手遊びのおかげで、読み聞かせもバッチリ。
タマゴちゃんは、読み聞かせ後のぎんすず絵はがきプレゼントも担当。
単位をあげたいくらいよね、と銀の鈴社の編集長から言われるほどの活躍ぶり。
ビンゴの11等の子には、銀の鈴社から本のプレゼント。
どれでもいいから、一冊を選んで、というプレゼントです。
選ばれたのは、新谷智恵子詩集『とびたいペンギン』
可愛い女の子に抱きしめられて、『とびたいペンギン』はライブラリーから卒業していきました。
たくさんの子どもたちと役員や付き添いのお母さんたち。
サロンは、にぎやかな明るい声や小さな足音であふれ、古民家オフィスはたっぷりとエネルギー充電ができました。
西野真由美

羽鳥徹哉先生とのお別れ◯西野真由美の社長ブログ

成蹊大学の名誉教授で、解釈学会会長、川端康成学会会長でもあった羽鳥徹哉先生のご葬儀が、昨日いとなまれました。
ハーバード大学でも教鞭をとられた先生は、日本の近代文学、ことに川端康成研究の第一人者でした。
12日にご逝去の報をいただいてから、実感のないまま、それでも感謝の気持ちで役員の先生方へのご連絡などをしておりました。
先生の動かぬお姿、奥様やお嬢様の哀しみのご様子を目の当たりにして、ようやく現実なのだと感じはじめています。
昨日のご葬儀では、大学関係、学会関係など、たくさんの参列者の方々と、羽鳥先生をお見送りいたしました。
国内はもちろん、中国や韓国の学術団体からもご供花や弔電が届きました。
また学者、研究者が続々参列される様子は、まるで学会の大会のようでもありました。
羽鳥先生、解釈学会も川端康成学会も、役員や理事の先生方が、しっかりと引き継いでくださっています。
どうか安らかにお休みくださいますよう。
そして羽鳥先生がおっしゃっていたあちらの世界で、諸先輩の先生方と、これからの両学会を、どうか見守ってくださいますよう。
長い間、どうもありがとうございました。   合掌   西野真由美

『源氏物語と鎌倉ー「河内本源氏物語」に生きた人々ー』◯西野真由美の社長ブログ

織田百合子さんの研究書『源氏物語と鎌倉ー「河内本源氏物語」に生きた人々ー』のご紹介です。
本書は研究書ですが、源氏物語や鎌倉を愛する一般の方々にも、構えることなく、グイグイ引き込まれながら読んでただけます。
著者の織田百合子さんは、早稲田文学賞受賞の作家であり、写真家。
著者は、考古学を学んだ新たな切り口から、鎌倉における『源氏物語』の成立過程を辿ります。
紫式部が書いた『源氏物語』。
しかし、紫式部自身の手書き原稿がのこっているわけではありません。
昔の人が「写本」として書き残してくれて、今に引き継がれているのです。
『源氏物語』の二大写本のひとつ「河内本源氏物語」は、鎌倉でつくられました。
鎌倉と京の有識者たちの交流図を付し、いくつもの写真も織り込みながら、流れる筆力で、当時の人々を取材しているかのようです。
武家文化ばかりが取り沙汰される鎌倉。
しかし、雅な平安文化を今に繋いだのは、その鎌倉だったのです。
世界に誇る日本文学の『源氏物語』と鎌倉。
鎌倉の新たな一面を発見できる一冊。
本書を読んでからの鎌倉散策は、また一段と味わい深いものになるでしょう。
西野真由美

『君の声が聞こえる』◯西野真由美の社長ブログ

恋文という言葉が、もう死語になってしまったかのような目まぐるしい変貌を遂げた現代に、恋文の雰囲気を纏った恋愛小説の登場です。
街中の雑踏で、ふっと雨上がりの草の香りをかいだような、そんなやすらぎの読後感があなたをそっと包んでくれるのとでしょう。
<この小説は、私が初めて書いたものです。来年三十歳を迎えることを考えたとき、二十代を生きた証を残したいと思い、小説を書くことにいたしました。
年が明けてまもなく、真っ白なパソコン画面に、まずタイトルを打ち込みました。
「君の声が聞こえる」
このタイトルは、小説を書こうと思った瞬間に決まったものです。ストーリーも登場人物も何も決まっていない状態で、このタイトルがふと浮かんできました。>……著者あとがきより抜粋
忘れかけていた純粋で一途な想い。
新谷亜貴子さんの『君の声が聞こえる』は、読後の心に清しい一陣の風を感じる一冊です。
西野真由美

朝日新聞「心のミルク」◯西野真由美の社長ブログ

朝日新聞の今日(12月10日土曜日)の夕刊、「心のミルク」に、今回も2点を出稿します。
全国版の全面カラー。
<絵本は心のミルク>というコンセプトに共鳴して、ずっと参加しています。
子育てサイトのユウchanや、BOOKasahi.com(ブックアサヒコム=朝日のWEBサイト)では、読者目線の詳しい紹介もあり、ネット購入もできます。
宅急便のブックサービスとも連動して、育児真っ最中の<心育て>をサポートする企画。
今回は、新刊『おそとであそんだ日』と『もみごめぼうやのだいへんしん』。
おやすみ前の絵本にぴったりの『おそとであそんだ日』
しっぽの短い子ネコのはんぱちゃんが、楽しい夢の世界へ導いてくれるでしょう。
『もみごめぼうやのだいへんしん』は、日本人の食生活に欠かせないお米のことはもちろん、「いただきます」にこめられた感謝の心も伝えます。
クリスマスプレゼントや、お年玉と一緒に。
子どもはもちろん、大人にだって「心のミルク」になる絵本たちです。
西野真由美

2012年万葉野の花カレンダー「野の花のようにしなやかに」◯西野真由美の社長ブログ

来年版の万葉野の花カレンダー3種、今年もご用意しております。
昨年は、12月中旬に完売してしまったカレンダーもあり、ご不自由をおかけしました。
そこで今年は、毎年通販でご購入くださっているお客様にご迷惑をおかけしないよう、早めにご案内させていただきました。
ご注文書やご送金時の郵便振替にお言葉を添えてくださるお客様も多く、スタッフ一同、あたたかいお言葉に元気をいただいております。
大震災後、自分の家は被災を免れたけれど、身内や近隣の悲惨な状況を目の当たりにし、電気や水、車も使えない日々でも、カレンダーや絵はがき、本などの野の花の絵に慰められ、癒されて、心を保つことができました、と。
胸の熱くなるメッセージに、野の花を描くことは、自分にとっての癒しだという野の花画家、阿見みどりの言葉がよみがえりました。
野の花のようにしなやかに
野の花画家、野の花のメッセンジャーと自称する阿見みどりが、サインする時の言葉です。
野の花のようなしなやかさで、行く年を送り、来る年をお迎えいただきたいと、そして来る年の万葉野の花カレンダーには、日々、小さくともあたたかな幸せが刻まれますようにと祈っております。
西野真由美

『おそとであそんだ日』◯西野真由美の社長ブログ

おやすみ前のひととき、お子さんと一緒に読んでいただきたい絵本ができました。
『おそとであそんだ日』江口みつおき作。
すやすやと寝入っている我が子を見ながら、
「この子の今日は、どんな一日だったのかしら」
などと思ったことはありませんか?
同じことの繰り返しのような毎日を積み重ねて、たくさんのことを学び、吸収して成長していく子どもたち。
ことにお外で遊んだ日は、きっと新たな発見に満ちた、刺激的な一日だったことでしょう。
絵本の主人公は、しっぽの短い、はんぱちゃんという名前の子ネコ。
そのはんぱちゃんが、思い切って外の世界へ飛びだして、森のうさぎや草原の牛と遊び、夕暮れの中、あたたかな我が家へ帰る、ある一日のお話です。
ほのぼのとした穏やかなお話は、柔らかな色合いの油絵で包まれて、楽しかった自分の今日もほんわりと思い出させてくれるでしょう。
お日さまがポカポカ暖かかったね。
風が吹いていたね。
小さな白い花が咲いていたね。
パトカーが通ったね。
はんぱちゃんの『おそとであそんだ日』を読んだ後で、今日を少し振り返ってみたり。
おやすみ前のそんなひとときは、きっと楽しい夢の世界へ続いていきます。
家庭での日常会話を基本とした、英訳もついています。
なかなか眠れない疲れた大人へのプレゼントにもどうぞ。
西野真由美

『山のじいちゃんとチャボのボス』◯西野真由美の社長ブログ

『山のじいちゃんとチャボのボス』美才治幸子作・小倉玲子絵のご紹介です。
四年生の夏休み。
太郎は、大好きな山のじいちゃんと過すため、準備万端整えます。
四年生になったので、初めて一人で行くのです。
街を抜け、山の中を歩いて半日近くかかる道程。
渇いた喉は、水筒のお茶で潤し、火照った身体と吹き出る汗は、沢の流れに脚をいれて鎮めます。
ようやくたどり着き、大歓迎で迎えてくれたじいちゃんですが、そこでの毎日は街の暮らしとはかけ離れた日々でした。
石けんもシャンプーもないお風呂にギョッとする太郎。
じいちゃんは、人のにおいのする水は虫が嫌うので消毒になると、風呂の湯を畑へ流すしているのです。
田の草取りでは、虫に刺されるのではないかと尻込みしますが、じいちゃんのところへいったら、たくさんはたらいて手伝おうと思っていたのに、と思い直して奮闘します。
一人旅の途中で出会った沢ガニや、じいちゃんと暮らすチャボのボスを通して、命をつなぐことの大切さ、その命をいただいて生きていくことの重さをしっかりと思い知っていく太郎。
太郎のひと夏の経験を共有、共感しながら、たくさんの命をいただいて生きていること、五感すべてをフルにつかって毎日を過すことの面白さを感じさせてくれる本。
バーチャルなゲームの世界で遊ぶことの多い今の子に、こんな世界があるんだよ、と教えてあげたい物語です。
西野真由美

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