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銀の鈴社は、〈花や動物、子供たちがすくすく育つこと〉を願って活動しています

100%の笑顔

100%の笑顔
五月最初の今日、100%の笑顔に出会いました。
解釈学会の役員会の帰路。
地下鉄東西線の車内。
お母さんの膝の上で、しばらくぐずっていた男の子。
膝の上から、お母さんの前に置いたベビーカーの日除け屋根の上に移動した途端に、キャーキャーと喜びの声。
お母さんに抱きかかえられながら、それでも両足をしっかりふんばって。
そう、自分でタッチしたかったんだね。
思わず発した私の声に、思いっきり振り向いて。
100%の満面の笑み!
ほら、どうだって。
もう、自信満々。
どうみても、まだ一歳になっていないくらいの赤ちゃんと、しっかり、ガッチリ通じ合った瞬間。
鶴岡八幡宮の大銀杏の、たくさんのひこばえのように、強力なパワーを充電された一日でした。
西野真由美

『漢字のかんじ』受賞!

『漢字のかんじ』受賞!
『漢字のかんじ』(杉本深由起詩集 ジュニアポエム200)が、第14回三越左千夫少年詩賞に決定しました。
本当にうれしいことです。
反響の数々で、この詩集の真の力には充分に自信を持っていました。
けれども、未踏の分野ともいえる作品です。
「王様はハダカだよ!」
と、いえるのは、いつの世でも無垢な子どもくらいなのではないかしらん。
半ばそんなふうにも思っていたこの頃でした。
純粋に詩集の力を評価してくださった、勇気ある選考委員の方々、そして、この詩集に共鳴してくださったたくさんの方々に、心からの感謝を捧げます。
どうもありがとうございました。
西野真由美

土砂降りの春に

昨日は、夜中からの土砂降りがお昼頃まで続くという、雨の一日でした。
まだ日が昇る前から、雨音のあまりの強さに胸苦しさを感じて、起きてしまったほど。
終日外出の予定だったので、よほどブーツをと迷ったのですが、寒くはなかったので、エイヤッとパンプスで家を出ました。
その結果…、パンプスの中が池になりました。
一歩一歩、ピチャ、むにゅん、ピチャ、むにゅん、の繰り返し。
足はさすがに冷たくなってきましたが、気分は上々。
久しぶりのこの感覚が、子どもの頃好きだった、礒ぎんちゃくを触った時の感覚に、ちょっと似ていたのです。
春の雨にどっぷりつかりながら、うん十年ほど若返って、雨もまた楽し、を、体感した一日でした。
西野真由美

鎌倉FM

鎌倉FM
昨日、鎌倉FMの生放送に初出演してきました。
CATVのスタジオでの生放送では、まぶたがヒクヒク痙攣しかけている気配を感じ、口もとまでヒクつきながらの収録でした。
が、今回は、確かにかなり緊張はしていましたが、思いのほか楽しく会話している自分に気がつき、我ながらびっくりしました。
多分、パーソナリティの高梨さんを存じていたから。
そして、彼のお人柄だったのでしょう。
現在開催中の、平松礼二「かまくら散華」原画展示コーナーのご紹介から、次回のギャラリーイベント、『こもりうたのように』詩画展と、サロンイベントをご案内しました。
サロンイベント
「日本画とポエムの出会う時
 …感性を育む家庭環境…
父 佐藤太清と、母 佐藤雅子を語る」
(6月6日、日曜日。入場無料。事前申込性、定員
 先着20名様)
そして、『漢字のかんじ』の紹介も。
パーソナリティの方々も身を乗り出してくださり、漢字やポエムの話がはずみました。
昨年のCATVの番組や、今回の放送など、これからは、銀の鈴社のホームページ上で気軽にご覧いただけるようにしていきたいと思っております。
西野真由美

鎌倉路地フェスタ

今日から5月1日まで、鎌倉路地フェスタという地域イベントが開催されます。
銀の鈴社、銀の鈴ギャラリーも参加。
今年で五年目というイベントに、私達も初しています。
銀の鈴社周辺のさまざまな拠点で開催されているアートイベントを楽しみつつ、ついでにスタンプを押してもらい、5個集めたらミニプレゼントがもらえます。
銀の鈴ギャラリーのスタンプは、かわいい小さな鈴のスタンプ。
実行委員の方が、消しゴムで作ってくれたレアスタンプです。
銀の鈴社でご用意したプレゼントもございますので、どうぞお運びくださいませ。
西野真由美

平松礼二 かまくら散華 原画展示が始まりました!

平松礼二「かまくら散華」原画展示コーナー
鎌倉在住の平松礼二画伯が描いた「かまくら散華」の原画展示が始まりました。
荘厳な気品あふれる原画と向き合える貴重なひととき。
会場では、三枚組の「かまくら散華」(1000円)も販売。
鎌倉世界遺産登録推進協議会が製作した「かまくら散華」の収益は、鎌倉の歴史的遺産保全に向けて使わせていただきます。
会期は5月10日まで。
絵はがきやクリアファイルなど、平松礼二画伯のミュージアムグッズもございます。
銀の鈴ギャラリーは、出版社 銀の鈴社が併設するギャラリー。
ギャラリー奥にはミニライブラリーや文化サロン、万葉野の花などのミュージアムグッズコーナーもございます。
ポエムや絵本、川端文学の研究書など。
昭和初期の古民家で、心の鈴をチリンと鳴らしてみませんか?

くろねこカックン

くろねこカックン
白いねこを飼いたいおばあちゃんと、そこへ居ついたくろねこカックン。
かわいがってくれる、よそのおばあちゃんにはゴロにゃんするのに、かわいがってくれないおばあちゃんには、知らん顔。
そんな一人と一匹のもとへ、白い子ねこがやってきた!
リズミカルなことばと、かわいい絵が繰り広げる世界は、幼い子どもたちが、何度も「読んで」とおねだりする、大切な一冊になるでしょう。
かわなさんのカックンは、もうあちらの世界へ旅立ちましたが、先日、かわなさんとお話していた受話器の向こうから、かわいい細い鳴き声が聞こえてきました。
そう、絵本にでてくる白い子ねこが、大きくなっていたのです。
・・・・・
親子ではないけれど、けんかなんかしないよ。
たべものも、とりあいなんかしないよ。
「カックンは、えらいね」
と、おばあちゃんは、ほめる。
いまは、おちゃわんが、二つおいてあるよ。
・・・・・
白い子ねこを舐めているカックン。
二匹がちょこんと座っているラストの絵。
思わずにっこり微笑んでしまう、あたたかな絵本です。
身近な生きもの、ペットをかわいがる体験は、命の有限を実感できる貴重なチャンスでもあります。
ネコ好きも苦手な方も、まずは、この絵本のカックンからはじめてみませんか。
西野真由美

野の花ツアーのパンフレットができました!

2010年、今年の野の花ツアーパンフレットができました。
海外の野の花ツアーは7月のルーマニア。
2連泊が3回というゆったりツアーで、ルーマニアの素朴な野の花を楽しみながら、世界遺産を巡ります。
野の花画家、阿見はもちろんご一緒。ツアーコンダクターは米倉久美子さん。
ご夫婦で、お友達と。お一人でのご参加も、ご安心ください。
野の花好きな方々と、異国で揺れる野の花を楽しむツアー。
新しい出会いが待っています。
定員は20名様。
定員に達しましたらキャンセル待ちとなりますので、ご予約 はお早めに。
国内の野の花ツアーは、8月。
信州や八ヶ岳の、高原や湿原に咲く野の花を訪ねます。
お泊りは安曇野に2連泊。
やわらかな源泉たっぷりのお湯と、たくさんの野の花との3日間。
真夏の暑さを忘れて、爽やかな空気と野の花で、心身のリフレッシュをしませんか。
もちろん、野の花画家、阿見みどりもご一緒。ネイチャーガイドの田中さんも同行します。
詳しくはパンフレットに。
どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。
西野真由美

『漢字のかんじ』で痛感する詩の力

『漢字のかんじ』で痛感する詩の力
国語の授業で取り組んでくれた鎌倉市立御成中学の一年生や、総合学習で小社を訪れた横浜国立大学附属中学の生徒たち。
ゼミ合宿所で鎌倉へ来られた、国語教諭を目指している常葉学園大学の学生さんたち。
そして、日頃お世話になっている身近な方がたのお子さん(小学校低学年から)など。
詩はちょっと、と、煙たく思っていた人からも、思いがけない〈食いつき〉を得ているのが、『漢字のかんじ』です。
子どもにもわかる言葉で綴られた真実の世界。
ジュニアポエムがめざす詩の世界の素晴らしさを、未踏の道を切り拓きながら、一歩一歩進んでいるのが本書です。
この積み重ねは、きっと後世に刻み込まれるはず。
詩って、とても面白いんだよ。
詩を難しく考えなくてもいいんだよ。
自分の感じたこと、あれっ?って思ったこととかを、自分の心に正直に、できるだけありのままに伝えられればいいんだよ。
誰でも真似してはじめられるけれど、やってみたら、その高みに気がつく。
詩人が、その一言を選び抜いた意味や、その表現にいきついたことを知った時に、あらためて、詩の奥深さと面白さに気づくんじゃないかしら。
学ぶはまねぶ。
面白そうだから、真似してつくってみたくなる。
元来、韻文に造詣が深い日本人の、未開拓分野であるポエムの世界。
杉本さんが投じた一石の波紋は、ゆっくり、しっかり、広がっています。
西野真由美

春嵐

電車や飛行機も止まるほどの春嵐が吹き渡った昨日。
日ごとに開くつぼみを楽しんでいた裏山の桜も、つぼみや葉のついたままの小枝ごと、たくさん落ちてきました。
ゴミ捨ての帰路、両手いっぱいに拾った桜たちを、ガラスの大皿に浮かべました。
桜の季節は寒暖の差も激しく、春嵐や冷たい雨も多くて、いつも以上にお天気が気になります。
はらはらしながら見守るから、より心にしみるのかもしれません。
西野真由美

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