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銀の鈴社は、〈花や動物、子供たちがすくすく育つこと〉を願って活動しています

いよいよ梅雨入り

野生の山ゆりが咲きました。

去年2本で、咲いたのは一輪。

今年は2本、揃って2輪咲きました。

後ろの方に、かわいい細い山ゆりらしき形が数本見えます。

家族が増えそうな来年がまた楽しみな庭の崖。

山ゆりの球根はあまりお店で見かけません。貴重な庭の宝です。

こうして自然の空気の中で、出版の仕事ができるのも、宅配便とかパソコンとか時代の伝達領域が進んだおかげ。

銀座時代はひと足早い文化の空気を感じて、それはそれで尊い日々でしたが、小鳥や草花と季節の移ろいを肌で感じながらの編集は、心地よい良質な仕事の時間です。

鎌倉の空気を身近なところから発信しつつ、銀の鈴社の日常をお伝えします。

大雨の日 若者のひと工夫

びしょ濡れになってたどり着いて、「傘はさしてるのに」と。この吹きなぐりの大雨、2メートルの身体に折りたたみ傘では無理。

今、インターシップで出社しているポーランドの青年フラネクさん。

編集長に手厚く靴を乾燥してもらっての帰りの様子です。

ゴソゴソ音がして、なかなかドアの音がしないので見に行くと、

「せっかく乾いて、明日のためにももうぬらしたくないから、、、」

と呟きながら、レジ袋を履いている。

おもしろーい。見てみて。

ドヤドヤととんできたスタッフがパチリ。

チャットGTPって、付き合い方次第

AIの時代、高齢の身でどのように関われば世の中から取り残されずに済むのか、チャットさんに率直に質問する。

ごもっとも! 想像以上に深い、広い視野の提案が、秒単位で返ってくる。

これはいいぞ。だけど油断大敵。自分の立ち位置をしっかり押さえておかないと。

たくさんの情報を操作しての、合理的な提案や回答は説得力満点で、私自身の考えとの境界線の質を見極めないと簡単になびいてしまいそう。  

片手の上のスマホでしばし興じる質疑応答の時間は、井戸端会議のお愛想笑いの必要もなく、それなりに楽しめる。

人ありて人、そのバランスをとる生き方が大切だと痛感しながら、世の中の急速な変化にただ驚くばかり。

全国の書店が次々に姿を消していく中、これからの出版社のありようや意義を、自己満足を警戒しながら探っていかねば。    柴崎俊子記

伊達の殿さまから庭の花が届きました

「語り継がれる明治天皇の東北・北海道ご巡行」を上梓された著者、登米城のお殿から、思いがけない草花の贈り物が!

さっそく万葉野の花庵に仲間入り

スペースを探しながら、お花屋さんがていねいに植え込んで、まず

イワヒバ クリンソウ 手前右にヒメシャガ

あら

すみません手元がぶれて、、、

ケセランパサランは石仏の上に

仙台萩 黄菖蒲 撫子 口紅水仙 レースフラワー イワヤツデ シャガ ショウジョウバカマ なつすいせん イカリソウ シラン チョウジソウ ヒガンバナ 

根付いた頃、写真報告します。

ありがとうございました♪♪♪

つれづれに「ことば」を考える日

「承知しました。」 「ありがとう。」 マルハラスメント(マルハラ)とは、このようなメッセージを見た若者が、文末の句点を「威圧的」「冷たい」などと感じる現象を指す。(Google検索より)

時代を泳ぐことば。

昨日買ったギャラリーの作家湯呑みが包まれていた和紙

謡曲のお稽古帖のような 句読点に近い記号がついている。

俵さんは「句点を打つのも、おばさん構文と聞いて…この一首をそっと置いておきますね~」と前置きした上で、

「優しさにひとつ気がつく ×でなく○で必ず終わる日本語」

とよんだ。

俵さんの一首は唐突によまれたわけではなく、注目の話題と関連していた。(…Google検索より)

ちいさなことでもハラスメントの風潮はここまできてるのか、と感じることば観。感覚が少しずつずれてきているのを感じてしまう。俵万智さんはさすが。この歌でマルハラ族はドキッとめをさましたとか。

気がつくと、私のこんな短文にも句読点がいくつも鎮座している。

       編集室 柴崎俊子記

人生の総仕上げは 本 の姿で

二月の寒空を苦にもされず連日打ち合わせに来社されるSさん。編集長との会話の中で次々アイデアが膨らんで、今日はお姉さまが愛用された着物をご持参。

表紙はこの着物でまとめましょう。姉妹愛あふれる思い出話は尽きることなく、ふたりの間にそれぞれのイメージが寄り添い楽しいアイデアが具現化していきます。

50年ほど前、山の随筆家田辺重治著「わが詩わが歌」をご遺族に頼まれて故人の袴で装丁しました。その後室生朝子さんに頼まれて室生犀星著「美しい歴史」の特装版をつくりました。その時は朝子さんのこだわりの絵柄を求めて加賀友禅の反物探しに金沢のお店までご一緒したことを思い出します。

そして数年前、お母さまのエッセイ「小さな幸せ」をまとめたいと羽織と着物を組み合わせて50冊ほど形にして喜んでいただきました。

亡き人を偲ぶぜいたくなひとつの姿です。面影がぎゅっと詰まって手にとると心温まる不思議な時間が流れます。

本棚からその一冊を机に置いて、こんな方法もありますという編集長のことばに、きっとSさんの頭の中はありし日の故人の姿があれこれ浮かんできたのでしょう。

「私 元気な今のうちに姉の望みを叶えてあげたいの」白髪の優しい目が眼鏡の奥で細く輝きました。

わかりました。ご一緒にチャレンジしましょう。

新たな目的に向かって、スケジュールの段取りに入ります。

銀の鈴社玄関の手水鉢に
裏庭のおち椿が迎えてくれます

           柴崎俊子記

午後から雪の予報

急ぎ百合の元気な緑にビニール袋をかけて

今のうちにと花たちを摘んで

今日のサロンイベント

関東学院学生さんのゼミのための部屋のしつらえ

16人

玄関

玄関の壁

玄関正面

化粧室には蕗のとうの初どりと咲きはじめの菜の花、去年11月の妙本寺展にいただいた花籠の中の凪筏。5月ごろまで生きていたら地植えしてみたい!

次は、仕事部屋にも残った花たちを

春が待ち遠しい!

準備オーケー👌

東京から著者と画家さん 来社

もうすぐ刊行。

ジュニアポエムの新刊

30年前の著者が初めての画家さんをお連れして、第二弾の仕上げの打ち合わせ。

八幡宮のお参りを済ませて来ましたと。

再校を机に広げて楽しくチェック。お話にも花が咲くので、あとはじっくりご自宅で赤字入れを。

キャリア豊富な年輩の著者の話に、敬意の眼差しで耳を傾ける画家さん。

この絵、子供目線で子どもが喜びますねと感じたことをつぶやくと、

この詩を口ずさみながら描いていると小学生の子どもが、花も描いて、リスも… って。

母子の息づかいが伝わるあたたかい本になりそうです。楽しみー。

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