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銀の鈴社は、〈花や動物、子供たちがすくすく育つこと〉を願って活動しています

読者の秋 初めてのzoom著者の集い

秋の楽しみだった定例の著者交流会。若社長の発案でzoomの呼びかけ。

果たして何人ぐらいの反応? と案じる間も無く、次つぎに申し込みあり。初めてなので事前の練習をよろしく と数人。積極ムードに背中を押していただく。

九州、四国、愛知県の詩人、90近くの方、本の反響で講演依頼の日々と近況報告の著者、、、。ご家族のフォローを受けながらの微笑ましい姿もやわらぎました。

銀の鈴社は3人総出。はじめまして の挨拶から2時間。社長のフランクな司会ぶりに和気藹々、8人が順々に自己紹介と近況など。次は質疑応答と予定の2時間はあっという間に過ぎました。

事後談のメールで、それぞれの心に前向きな刺激の時間となったよし、このような交流の企画、もっとと。

遠くの人と交流できた素敵な時間でした。

電子書籍を期間限定で無料開放いたします【期間延長】

いつもご支援を賜りましてありがとうございます。
 
本日、銀の鈴社の電子書籍から約500点を、期間限定で無料開放いたします。
閲覧は、0円で購入後31日間可能です。
無料開放の受付は、3/9より4/105/10までです。(期間延長しました)
 
谷川俊太郎さん、内田麟太郎さんはじめ、多くの著者のみなさんのご協力のおかげです。
 
システム構築等は、電子書籍サイト、コンテン堂を運営するアイプレスジャパン様のご協力をいただきました。
 
銀の鈴社のホームページの右上、電子ブックストア内でご提供しております。
閲覧には、コンテン堂の会員登録(無料)が必要になります。
 
銀の鈴社直営電子書店:銀の鈴社 電子ブックストア
https://contendo.jp/store/ginsuzu/
 
日本国内はもとより、海外で生活している方々にも、
銀の鈴社の電子書籍で、本の世界を楽しんでいただきますよう。
そして、心の杖となるような言葉との出会いがありますようにと、一同願っております。
 
令和2年(2020年) 3月9日
 
銀の鈴社 代表取締役 西野真由美

ぼうぼうあたま とあかいくつ

ドイツのMother Goose、近代絵本のルーツといわれる ぼうぼうあたま。<br />

版を重ねて小社のロングセラーです。<br />

ドイツに留学した妹や息子の現地での縁で実現した、いとうようじの日本語訳。ドイツの130ねんまえの精神科医 ハインリッヒ ホフマンが、わが子のために書き下ろした愉快なしつけ絵本です。<br />

先日、日経新聞に思いがけないことに記事になつてから、毎日ネットや書店から注文がきます。ありがたい嬉しいこの頃です。<br />

それに背中を押してもらって、新刊「あかいくつ」を朝日新聞の一面、天声人語の下のサンヤツ広告を頑張りました。<br />

この本も急に、注文が入り出しました。告知のチカラを痛感します。<br /><br />

「川に油が流れると…」佐々木邦明著の新刊は、校正の最中も佐賀県の豪雨や9月の北海道の豪雨で油の流出事故があり、著者は徹夜で現場の指揮に出向きました。いちはやい対応ができていたらこんなに被害が拡大しないのに! と著者。専門家の少ない日本の現状を憂いて、訴えます。<br />

きれいな川、きれいな海、きれいな水よ。私たちを守ってください。<br />

<br />

アポロ50年誌の編集

浜松の会社、アポロ電機株式会社の社史、一年がかりの終盤に入りました。<br />

数回の現地取材。きちんと整えられた社内報のバックナンバー、今はデザイナーのまとめを待っています。<br />

日本の中小企業の誇り 「ものづくり 」の温もりと情熱が満々と溢れて 心地よい経験でした。<br />

現場の人の、忙しい時間を割り込んでの仕事で、決められた納期とのたたかいです。<br />

50年の重みを実感しながら「いい本ができた」と喜んでいただくための尊い作業です。

銀の鈴社30周年 記念の年です 一同燃えてます。どうぞよろしくお願いいたします。  編集長 柴崎俊子

2016年 1月 早や半月が過ぎました。
毎朝のミーティングでも 30周年の節目の緊張感で議題が溢れています。
銀座から鎌倉へと社屋を移転して 8年目です。
鶴岡八幡宮のふところで、その昔大蔵幕府の中心地だったという場所です。
ここ雪の下は通称学者村で、著名な文化人に人気のようです。
ギャラリー併設の古民家出版社は、総勢5人(非常勤含み)。
ギャラリーという入り口は思いもかけない外の空気を運んでくれます。
これは銀座時代には考えもつかないことでした。
例えば 「ふらっとギャラリーに入ったら 奥に本がいっぱいあって 鎌倉散策に楽しみが増えた」と その後はご家族でお茶1杯の休息に立ち寄られ「子どもの学校の100年史をお願いできますか?」と ありがたい記念史の仕事が飛び込んだり…。
また地元の子どものチーム「サッカー頼朝50年史」を編集したり…。
自分史、記念史、作品集も大歓迎です。
思えば、編集という黒子の仕事について、亀の歩みながら半世紀。
今では、飛び込んで見えた人の溢れる想いに、耳を傾けて整理しながら、目に見えない尊い体験の世界を「本」という形にするお手伝いをしたり、いつの間にか体得した多様な編集の切り口をアウトプットする喜びを頂いてます。
小鳥の声や緑深い風景の中、この編集室はユートピアです。
東京人から「鎌倉時間」と笑われますが、お約束した時間はきちんと守りますからご安心ください。
 

ジュニアノンフィクション 近刊『田中舘愛橘ものがたり』いよいよ大詰め

2016年2月末 刊行予定でフィニッシュの編集中です。
著者 松浦明氏は 曽祖父の生涯をなぞりながら、ときに感無量、ときにあまりの体当たり目一杯の人生模様に圧倒されてため息の連続。
膨大な足跡の中から、ジュニアにもこれだけは伝えたいという思いで、ていねいにほとんどが書き下ろし原稿です。
明治魂とはよく言ったもので、一人の人間に 健康と才能と情熱と時代の要請、責任感が重なった時これほどの快挙がなせるのだと、大きな業績を実感します。
江戸から明治の初期 開国により西洋文明の遅れに気づいた知識人たちの気迫は、想像を絶するレベルです。
東北訛りの田中博士は、政府から要請される矢継ぎ早な数々の国際会議に出席、その数はなんと68回に及びます。
「地球を2度駆け巡る第2の月」と称されたのもうなずけます。
キューリー夫人やアインシュタインとも同席しました。
シベリア鉄道をコトコトと何日もかけて、車中が書斎のような状況です。
交通手段や言語の普及など、便利な今の研究環境から考えると、不可能という言葉が許されない感じです。
今、放送中の朝の連続ドラマ「あさがきた」と同時代を駆け抜けた人です。
その人たちの共通の精神、愛国心は一様に本気、体当たり、情熱の火花を伝えてくれます。
現代という平和な時代 その礎石を造ってくれた人々の想いを子どもたちに伝えたいと思います。
編集長 柴崎俊子

春 みーつけた

鎌倉 佐助稲荷への道沿いに 雪をとなりに つくしがひょろひょろせいのびしていました。
気象庁記録の大雪の残る寒い中 春はもうそこまできているとわくわくします。
青空に誘われ グー散歩を兼ねて 近くの絵本画家長野家に 依頼の校正刷りを届けます。
内田りんたろう詩集『まぜごはん』です。
たけのこごはんが大好きとか。ことばの魅力を縦横に詠った詩集です。 

母校を訪ねて    柴崎俊子

12月3日 なつかしの西荻下車。
100周年を迎える母校 東京女子大学に出版の分野での参加を申し出る。
生来 あれこれ考えるより 走りながら考えるタイプで ひとつチャレンジを と踏み出す。
せっかく昨年 編集者として表彰され ここで もてる経験を思う存分だしきってみようと。
どうなることやら 相手様の手に万事委ねて のんびり美しいキャンパスを散策。
足元に ばらの花の形をした木の実がコロッと落ちてくる。見上げると ハイジの本の挿絵にあるおおきなおおきなモミの木。
前庭の芝生も白亜のチャペルも 55年前と変わらずほっとする。
さすがに 学園の奥は 林だった緑のゾーンに 近代建築が美しく並んで 規模の大きな変化を実感する。
感無量の一日でした。 

編集日記  柴崎俊子   この空につながる

林 佐知子詩集 串田敦子/絵 ジュニアポエムno230
著者4冊目の詩集。
森羅万象を わかりやすいことばで表現する詩人。
今回は 3・11の東日本大震災に 詩人としての役割を真摯にみつめ ことばの力を信じてまとめた 祈りの詩集です。
ひとりでも多くのひとに元気の素になりますように・・・
こころとこころ
こころ と こころが
ふれあえば
ひとりは ふたりに
なります
こころ と こころが
ささえあえば
こころは つよく
なれます
だれかとつながる
こころです

編集日記  柴崎俊子   ゆりかごのうた

ジュニアポエムno233 吉田房子詩集 岸田歌子・絵
長い年月 ひたむきにことばを紡ぎ続けて 人生の足跡をしっかり刻み続けている詩人。
その心は はるか師サトウハチロー時代から 木曜会の宮中雲子、宮田滋子の今に至るまで変わらぬ精進の姿勢。平凡なる非凡を思わずにおれない 奥深さ 厚みをただよわせる詩集です。
童謡の根源はこもりうた という詩人のことばに応えて たくさんの作品からひとりの孫にそそぐまなざしを集めました。
もうひとりの100歳になるおばあちゃまの ういういしい感性が独創的な貼り絵になって 合わせてこの1冊の詩集になりました。
ふたりのおばあちゃまからの プレゼント。なんと尊い 幸せな 女の子でしょう。

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