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銀の鈴社は、〈花や動物、子供たちがすくすく育つこと〉を願って活動しています

秋の妙本寺展延期のお知らせ

なかなか静まらないコロナ禍モード。
ぼんぼり祭りに奉納して身近な鶴岡八幡宮さん、秋の実朝祭などの例大祭はうちうちでとのお知らせを受けて、一晩考えました。
朝のミーティングに妙本寺展のことを問題提起しました。
妙本寺さんや遠くからおいでくださる方々に万一のご迷惑になっては本末転倒、中止延期の勇気を最優先にすべきとの結論に達しました。
改めての告知に先立って、ここに秋のスケジュールの変更をお伝えします。
平穏が戻ったとき、安心してのお披露目を目指して、その時ご来場くださる方に丁寧な説明、解説ができるよう、口下手な頭の整理にこれからの時間を使いたいと思います。
なお、絵本『絵巻 万葉ものがたり』は、予定通り10月中に刊行の予定です。

阿見みどり

絵巻万葉ものがたり 今秋発表

万葉集の4500余の中から、先人の評価と私の感性のもの差しで1000ほど選び、さらにテーマを 分類して万葉の世界が表現できるように100首に絞り、全四巻上下、8軸の蒔絵に仕立てました。

流れるような絵を追いながら、私たちのはるかな先祖の世界を、歌を手がかりに散策できる趣向です。

Z世代の活躍する今、その真逆の暮らしぶりがどこまで感じとれるか、だからこそあえて提示したいのです。

例えば、「早送りで映画鑑賞」の反対側にある、万葉集の「夕影草の歌」

わが屋戸の夕影草の白露の消ぬがにもとな思ほゆるかも   笠女郎 巻4-594

わが家の庭の夕影草に光る白露のように、心も消えてしまいそうにあなたのことを想っています。

日暮れも待ち遠しく彼が来るのを軒先でひたすら待つ女性の姿。やがて日が沈み、庭の草花は夕闇の中にシルエットになって、白露が消えるまで見届けて待つひたむきな心。想像してみてください。その時間のなんと愛に満ち溢れた豊かな世界。 人の心の感情のヒダは、いまも昔も変わらないと思うのです。その心のヒダは、日本人の特性と思うのです。

私はこの心のヒダにこだわります。人生の潤滑油と思います。

注) 襞(ひだ)」は、衣服(の布地)や紙などを折りたたんで付けた折り目のことで、通常は一つではなく、幾つも折り目を重ねて作ります。女性のスカートで、立体感を出すために襞を入れたものを「プリーツスカート」といいます。このように布地を加工すると、外から見えている部分と隠れて見えない部分が出てきます。これを人の心にたとえて、見えている=他人に分かっている性格や考え方だけからは生まれてこないような複雑な心の動き、隠れた思いが作る感情のニュアンスといったものを「心理のひだ」といいます。

もうすぐ校了 高齢の母への想い

やすらぎ 小林さき著
サブタイトルは 母を想う
絵は阿見にとの依頼で、楽しく描いた。
著者は、施設の母との面会がコロナのため禁じられて3年の月日。認知度が進んでいく日々をなすすべもなく哀しみをペンにゆだねて。
母娘の来し方に思い巡らせる風景には、昭和を生きてきた私にも共通の場面が重なり、あたまのなかをそのまま絵にする心地よい作業だった。
全体のデザインを次女の映子に助けてもらって、ホッとするやわらかいイメージの本になりそうだ。

定例の野の花ツァー 

今年は去年に引き続き好評だった奥志賀高原3泊4日

気候不順の合間 行動する時間帯はかろうじて晴れ間に恵まれ、さわやかな高原の空気にリフレッシュの日々でした。

梅雨入りの庭 濡れた岩に寄り添って咲くホタルブクロとアジサイ

日当たりと風通し満点の玄関前にホタルブクロのオーケストラ楽団のよう。おもいおもいに風に揺れて雨も楽しい、風もうれしい!斜め上から呼応するように鮮やかな青紫の大きな花冠のアジサイが、彩りを添えて。後ろの崖には紫やエンジ色のクレマチス。その前に大ぶりのカーラーが真っ白いポイント。

岩タバコはもうおわりを告げて、いよいよ雨に似合う灯籠のある風景です。

梅雨晴れ間にシャッターを 向こうに見える三角の緑は落羽松のテッペンです。秋には黄金色のシンボルツリーになります。

岩タバコ 万葉の花、山ちさが咲き始めました

つゆのメッセンジャーのような美しい岩タバコがいっせいに花開きました。葉っぱのかたちがタバコの葉っぱに似ているからとこの名前、もう少し花に寄り添ったあでやかな名前がほしかった。万葉では山ちさは岩タバコかエゴの花かとまだ定説に至らない。

来年のカレンダーは山ちさにきめた。明日のスケッチが楽しみです。

阿見みどり近況報告

1.ラジオ深夜便 アンコール放送決定
主演:阿見みどり・須磨佳津江・2012年分
NHKラジオ第1:6月1日〜2日にかけてのラジオ深夜便1時台「花が好き!自然が好き!」
翌日から1週間 聴き逃し配信も。NHKラジオ らじる らじる
2.毎日小学生新聞でのカラー連載開始
2022年4月から毎月第1、第3月曜日 阿見みどりの絵と万葉歌、意訳と英訳のコーナー
3.野の花ツアー in 奥志賀高原
2022年7月9日(土)〜12日(火) 最大18名様・残席ございます。
4.阿見みどり 万葉野の花 水彩画展
2022年11月3日(木)〜8日(木)
比企谷 妙本寺(鎌倉)書院にて
絵巻「万葉ものがたり」全四巻、2023年万葉野の花カレンダーの原画展示

ラジオ深夜便 6月1日〜2日の真夜中1時から2時「花が好き!自然が好き」の阿見みどりアンコール放送

翌日から1週間は聴き逃した配信 NHKラジオらじるらじる

加えて

阿見の近況とお知らせです。

☆毎日小学生新聞で毎月第一、第三月曜日 万葉の花のコーナーが始まりました。

☆阿見みどりと行く野の花ツアー いよいよ7月9日から12日  奥志賀高原 ご希望の方パンフお送りします。

☆秋の予定  万葉野の花水彩画展 11月3日から8日 鎌倉、妙本寺書院にて          絵巻万葉ものがたり 全四巻 完結発表と2023年万葉野の花カレンダー原画

梅雨入り前に

春から夏への境い目のこの時期、紫陽花以外の花の姿が消えて。今、最後の力で風に揺れてるけなげな庭の花たち。

晩秋の種まきからゆっくりと、恥ずかしそうに芽を出して、寒さのなかを消え入りそうに小さな緑をのぞかせて、じっと春を待っていた花たちです。花の命は短すぎます。

きれいに整備した裏山の斜面は1ヶ月見ぬ間に、イタドリの群生! 庭師さんに申し訳ないあつかましさ。自然の息吹きと許容しましょう。

梅雨の終わりには待ちかねたように天に向かっていっせいに明かりをともすネムの花が楽しみです。

万葉野の花庵 いっせいに春が膨らんで

春蘭、ちごゆり、梅鉢草、ニリンソウ、すみれ、えびね、、、山野草のコーナーは地味ながら、見れどあかぬかも 味わい深い。

裏庭は私流の切り花用花壇。

矢車草、ネモフィラ、パンジー、チューリップ、アネモネ、シラーなど野放しスタイルで咲いています。

芽吹きの春は命の輝きを放って、地上のすべてに元気を振り撒いてくれます。青葉若葉も透明にキラキラ輝いて風に揺れてます。

日は朝(あした)
朝(あした)は七時
片岡に露みちて
揚雲雀(あげひばり)なのりいで
蝸牛(かたつむり)枝に這ひ
神、そらに知ろしめす
すべて世は事も無し

ブラウニング 上田敏訳 春の朝

思わず口ずさむリズムです。

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