リトアニアの詩のえほん『ちいさな ちいさな』お披露目会
2021年7月16日金曜日、夕方からリトアニア大使館で、『ちいさな ちいさな』刊行記者発表が開催されました。
大使と翻訳者の木村文さんが登壇し、小社代表の西野大介が司会をつとめました。
最後には、大使がリトアニア語で詩を朗読、木村文さんが日本語で朗読と、ふたつの言葉の響きも楽しむ会となりました。
お運びくださいました貴社の方々、大使館のみなさま、大使と木村文さんに感謝申しあげます。
2021年7月16日金曜日、夕方からリトアニア大使館で、『ちいさな ちいさな』刊行記者発表が開催されました。
大使と翻訳者の木村文さんが登壇し、小社代表の西野大介が司会をつとめました。
最後には、大使がリトアニア語で詩を朗読、木村文さんが日本語で朗読と、ふたつの言葉の響きも楽しむ会となりました。
お運びくださいました貴社の方々、大使館のみなさま、大使と木村文さんに感謝申しあげます。
平家池に白いハスが二輪咲いていた。ハスが開くときポッと音がすると聞いて、ほんとかなと明け方4時にこの池にたたずんだことを思い出した。今は亡き夫も半信半疑で付き合ってくれて。カメラマンが数人。じっと目を凝らしていると次々に花開き、天国にいる気分。ハスの清らかな香りに包まれた不思議な感覚に浸って満足。開く音はキャッチできなかった。
思い出に耽りつつ社務所のさきへ
斎館で書道展「渚会」。
娘が学んで、参加しているので拝観するのが目的。
りっぱな会場にふさわしく、すばらしい 書 の世界。
渚先生の文字は藤原定家に負けない柔らかさと気品。
娘は、先だって母親を見送り傷心のいとこに向けて「心の根っこ」という自作の詩を書いた。額装したものを彼に贈ると。
一日3,000歩の目標に達したので、帰りはタクシー。
数年ぶりに 園内のきべの茶屋から万葉野の花の注文がきました。以前の担当者復活でしょうか。
浜松市だった頃 市の主催で何回か原画展、お世話になったことなつかしいく思い出されました。
先日は 倉敷の大原美術館、奈良の万葉文化館からも注文ありで、コロナの中少しずつうごいているのを知りました。
津田沼丸善展は10回余も続いて、主催側の変革で途絶えたまま。
コロナに押し潰されないで、あの薔薇色の時間がやがて戻ると信じて、マイペースの制作を静かに続けています。
多くの人の応援で充実した日々でした。
テーマ まよい道・わかれ道
選ばれて、編集委員の熱心な査読による推敲を経て、飛び立っていった作品たち。画家の力量も後押ししてくれました。
毎日のようにうれしい感想の手紙がきて、コロナ禍の不安を忘れさせてくれるこのごろです。人生のまよい道、今 世界中の人々が大きな生き方の転換を迫られているわかれ道です。書きながら、読み込みながら、自分のこととして 考える 行為が前進への唯一の方法なのかも知れません。
本を読む 行間を読む 考える その時間は、聴いたり見たりする合間の唯一アクティブな大切な時間です。
今年の小社の 本のカタログの最終校正をしながら、出版社の新しい生き方を考えることでした。(柴崎)
古民家再生の工事は気の長い大工さんでないと…
現場を覗くといかにも年季の入った大工さん。宮大工さんとのこと。ノミをつかって柱を組み立てています。
10年以上空き家のままで廃屋に近い荒んだ家屋や庭が日に日に蘇っていくのは、寒い冬を通り過ぎて春の息吹を感じるちょうど今の時期の気分に通じてわくわくします。
ジャングルのようだったこの庭。梅の木だけをのこしてきれいさっぱり。光あふれる姿に変身。いち早く芽を出した福寿草と貝母、続いて都忘れ。今朝の発見はカラー。この辺確かカラーの群生だった気がする。
専属のお花屋さんプリマベーラの金子さんがきめ細かな庭造りをしてくださって、オダマキ、あやめ、スミレ、カタクリ、甘草、黒文字、花筏。ニリンソウと宝鐸草、山吹も加わって春の足音が聞こえてきます。
リスやシジュウカラの訪問も楽しいこの頃です。
まだ銀の鈴社の看板も万葉野の花庵の名板もたてずに、室内で山積の仕事に没頭する日々。
そんななか待ちかねたように訪れてくださる方も。先日は三浦豪太さんが自然探索の下見にいらっしゃいました。
子どもたちに太陽の光を!
と力説されて、コロナ自粛の健康弊害に立ち向かう姿勢は、情熱的で頭が下がりました。太陽の光を毎日数時間意識して生活してほしい。健康の元なのですと。
太陽は平等に降り注いでくれます。太陽を浴びることの大切さありがたさを改めて思いました。
3月3日、桃の節句の水曜日に、リトアニア大使館へ伺いました。
現在制作中のリトアニアの詩の絵本『ちいさな ちいさな』の翻訳者、木村文さんとご一緒に。
ゲディミナス・バルブオリス大使は終始穏やかな笑顔で、リトアニアの本が日本で日本語の本になることを喜んでくださいました。
六本木の街は強風の中でした。
コブシの花が、まるで白い小鳥たちの宿木のように、春の訪れを謳っていました。