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銀の鈴社は、〈花や動物、子供たちがすくすく育つこと〉を願って活動しています

日本児童文学者協会と日本児童文芸家協会の理事長対談が行われました!

713()、銀の鈴社のサロンにて、児童文学の主要2団体の理事長対談が行われました。

(一社)日本児童文学者協会(初代会長:小川未明)の藤田のぼる理事長と、(一社)日本児童文芸家協会(初代理事長、会長:浜田廣介)の山本省三理事長との対談です。

この対談は、前編と後編で、それぞれの機関誌に掲載されるという、児童文学の世界では、ある意味歴史的な対談となります。

対談の前編収載:『児童文芸』2023年冬号

対談の後編収載:『日本児童文学』202412月号

対談には両機関誌の編集長も臨席し、かなり長い時間、けれど和やかに行われておりました。

『日本児童文学』奥山恵編集長

『児童文芸』石川千穂子編集長

日本児童文学者協会事務局長の次良丸忍さんや、『児童文芸』のレイアウトデザインや写真をご担当されておられるおふたり、石川早希さん(サンライズガーデン)とカメラマンの落合健人さん(サンライズガーデン)もご一緒でした。

当日撮影してくださった落合健人さんの写真を、いくつかここにご紹介させていただきます。

なお、銀の鈴社がこの歴史的な対談会場にご指名いただいた理由としては、両団体の機関誌に深く関わった出版社は他にないから、とのことでした。

確かに銀の鈴社は、前身の教育出版センター時代も含めて、両機関誌にそれぞれ10年余、関わっておりました。

『日本児童文学』月刊誌の時代

発行:教育出版センター  編集:銀の鈴社

『児童文芸』隔月刊の時代

 発売:銀の鈴社

終了後の懇親会も、そのままサロンでささやかに設け、日影茶屋さんのお弁当と阿見みどり手作りのおつまみ、缶ビールで楽しいひとときを過ごしました。

藤田のぼる先生とゆっくりお酒を飲みながら歓談したのは、もしかしたら40年ぶりくらいになるかもしれません。

まだ大介(現、社長)が生まれる前のことですから。

そんなことを思っていたら、もうひとつのご縁を思い出しました。

日本児童文学者協会の元会長、古田足日先生のお父さま、古田拡先生は、祖父が創設した解釈学会の歴代顧問。

日本児童文芸家協会の元会長、村松定史先生のお父さま、村松定孝先生もまた、解釈学会の歴代顧問でした。

お二方とも『解釈』創刊時からの会員で、長くご支援をいただいておりました。

そして日本児童文芸家協会の元会長、福田清人先生もまた、解釈学会の歴代顧問でした。

昨秋から急遽解釈学会の事務局をお引き受けすることになりましたが、こんなところにもまたご縁が繋がっているんだと、時の流れに潜んでいるご縁について感じ入ったことでした。

銀の鈴社編集長:西野真由美

撮影:落合健人(サンライズガーデン)

美しい緑の世界

今日は香ばしい山椒の香りに包まれて、緑の世界を楽しんでいます。

いただい山椒の実の一袋。広げてみると葉っぱつきのかわいい姿も。

小さな葉つきの実を並べて、おしゃれな音楽を奏でるような緑の世界に響きました。萎れる前にとスケッチ。

アートグッズの営業スタート?

野の花アートを出版の隣にかかげたアートの事業が始まって、はや30年?数えるのももどかしい年数。

盛岡の深沢紅子美術館立ち上げにひと役かってほしいとの深沢家からの話から、尊敬する紅子先生のためならできることはなんでも!と、無謀な想い入れだけのスタートでした。

たくさんのハードルがありました。当時のことを考えるとせつなくて、ずっと封印していました。なんとか美術館もスタートして志しは達成できたと考えるこの頃です。ふたりの娘にはずいぶん面倒かけてしまいました。

信じるものは救われるーそんな流れの中で、考えもしなかった今の万葉野の花アートが芽吹きました。

万葉学者の父、山口正の香典返しの添えものとして形になった阿見の一筆箋。父とやりかけていたミッション、「野の花に寄り添った万葉の歌散歩」のファイルから出来上がっていた数枚をアートグッズ一筆箋にしたのでした。

その初期の頃から、ずっとショップコーナーをつくってくださっている小杉放庵美術館の担当の方に、ご挨拶にいくのが目的の奥日光の旅をしました。

6月末から2泊3日。ひ孫と四世代の小さな旅。宿泊は20年前、何回か野の花スケッチツアーでお世話になった国民休暇村です。

そのとき寄贈した銀の鈴社のジュニアポエムシリーズが、しっかり二階のきれいなライブラリーに鎮座していて、懐かしいふるさとに帰った感じでした。

コロナに負けずにがんばった様子の、館内もスタッフも行き届いていて、お料理もおもてなしが伝わる内容でホッとしました。

上 華厳の滝、下 湯滝

2日目はひ孫優先で日光さる軍団。熱心なスタッフとお猿さんたち、ここの努力も感動でした。

帰途は益子焼見学、笠間焼体験、土浦のお墓参りと充実した有意義な旅でした。 

今日、さっそく小杉放庵から注文。そして、休暇村もアートグッズのコーナーをつくってくださるとのうれしい電話が入りました。

世界の文化遺産として認知されてるようにとの気の長い取り組み「万葉集の普及」。小さな一歩の旅でした。

最後、お墓参りのお花を買いに寄った笠間の道の駅で、花の鉢が超安価。桔梗、河原撫子、ニンジンボク、節黒仙翁、、、自分へのおみやげ! 万葉野の花庵で根付いてくれますように♪

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