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銀の鈴社は、〈花や動物、子供たちがすくすく育つこと〉を願って活動しています

11月3日から23日まで  万葉野の花原画展・万葉集写本/鎌倉・室町時代の原本を添えて

恒例の万葉野の花展。
カレンダーの原画を、万葉の歌を添えて展示します。ほとんどが今もこの鎌倉にひっそりと咲いている野の花です。
今回は、うれしいことに日本最古の文献「万葉集」がどのようなかたちで、1400年ちかくも伝えられてきたか、折々の時代に手書きされ、写本としてひきつがれてきたその現物の一端も、展示させていただくことになりました。
遠い昔の先人たちの、あつい想いが心に沁みます。
大津波の極地から、体力・気力で脱出し、つぎはモノから心の栄養が求められるときです。
ことばの力・音楽・絵画・スポーツなど精神の充実を杖に、どうぞ被災地のかたがたのご健康をお祈りします。                                   阿見みどり

日本童謡賞受賞 『こもりうたのように』佐藤雅子 詩のえほん

2011年6月30日 日本童謡賞の受賞式が催されました。
市ヶ谷の私学会館にて。
佐藤雅子さんの『こもりうたのように』(小社の詩のえほん)が満場一致で選ばれた由。
選考過程のお話では新人賞は該当作無しながら、最後まで論議された3点 『きたのもりの シマフクロウ』宗美津子・『緑のふんすい』藤本美智子・『ただいまぁ』土屋律子  なんとすべて小社のジュニアポエムシリーズでした。
詩の出版社としての天命を感じて、このシリーズは続けております。
出版社にも感謝状の授与があり、光栄な一日でした。
『こもりうたのように』は2010国際ペンクラブ東京大会参加という主旨での出版でした。
世界のなかの日本、美しい日本を表現したいと思う心が、父君の故・佐藤太清画伯の芸術「日本画」とのコラボレーションになって、湧いてきました。はじめ、エッ?と著者の絶句がありましたが、結果好評でうれしいです。
子どもの真っ白いキャンパスにほんものの日本の美、日本のことば、色を吸収してほしいです。
                                 編集長 柴崎俊子記

トップページをリニューアルしました!○西野真由美の社長ブログ

銀の鈴社のトップページ左上が、ガラッとかわりました。
 
今、ご覧いただいているのは、今春から使用されている各社の教科書に採用されている、銀の鈴社発行のポエムたちです。
 
学習指導要領が改訂され、今春から教科書が大幅にかわりました。
 
簡単な使い方をご案内します。
 
1:画面を大きくしてみたい時
画面いっぱいに大きくしてご覧になりたい時には、見開きの開いたページ上に、カーソルを合わせます。
グレーで、いくつかの表示があらわれます。
その表示の、右上に出てきた四角いマークをクリック。
元に戻したい時には、キーボード左上のEscを押します。
 
2:ページをめくりたい時
(1)次のページへ進みたい時
見開きページの、右ページをクリック。
 (2)前のページに戻りたい時
    見開きページの、左ページをクリック。
 
子どもたちが教科書を通して出会うポエムたち。
 
さあ、あなたも豊かなポエムの世界を楽しんでくださいませ。
 
西野真由美

編集長セレクト ポエムで元気に

銀の鈴社編集長の柴崎俊子がセレクトしている「ポエムで元気に」です。
少しずつUPしてまいります。

『あなたがいるから』北原悠子詩集
『いのちの色』みたみちこ詩集
『おかあさんの気持ち』牛尾良子詩集
『おにわいっぱお ぼくのなまえ』小池知子詩集
『かぞえられへん せんぞさん』冨岡みち詩集
『かなしいときには』垣内磯子詩集
『きばなコスモスの道』峰松晶子詩集
『きょうという日』林佐知子詩集
『こころインデックス』藤川こうのすけ詩集
『こもりうた』小泉周二詩集
『せかいでいちばん大きなかがみ』三越左千夫詩集
『そのあと ひとは』たかはしけいこ詩集
『ちいさな ともだち』秋原秀夫詩集
『ちいさな 秘密』清野倭文詩集
『とうちゃん』たかはしけいこ詩集
『はじめの いーっぽ』こやま峰子詩集
『はたけの詩』大久保テイ子詩集
『はんぶんごっこ』永田喜久男詩集
『ふしぎの部屋から』糸永えつこ詩集
『ぼくの居場所』坂本のこ詩集
『まっかな秋』薩摩忠詩集
『もうすぐだからね』川越文子詩集
『ゆきふるるん』小野ルミ詩集
『よいお天気の日に』宇部京子詩集
『よなかのしまうまバス』垣内磯子詩集
『トマトのきぶん』杉本深由起詩集
『愛一輪』宮田滋子詩集
『海を越えた蝶』小島禄琅詩集
『漢字のかんじ』杉本深由起詩集
『花かんむり』星乃ミミナ詩集
『雲のひるね』石原一輝詩集
『ありがとう そよ風』葉祥明詩集
『おかあさんの におい』たかはしけいこ詩集
『しっぽいっぽん』檜きみこ詩集
『カワウソの帽子』楠木しげお詩集
『ヤァ!ヤナギの木』新川和江詩集
『地球がすきだ』小島禄琅詩集
『地球のうた』秋原秀夫詩集
『地球へのピクニック』谷川俊太郎詩集
『春のトランペット』宮入黎子詩集
『父ちゃんの足音』黒柳啓子詩集
『風をください』新谷智恵子詩集

『すずめの木笛』○西野真由美の社長ブログ

渡邊るり子さんの2作目『すずめの木笛』ができました。
初恋とは気づかないほどの淡い恋。
第2次世界大戦の終戦前後を舞台とした、昭和の「たけくらべ」ともいえる、ほのかな恋のものがたりです。
山中冬児先生の描く、恥じらいのある少女の表紙も印象的です。
自然を相手に遊ぶ日々。
川原の土手近くにある大きな椎の木。
その枝打ちされていくつもできた大きなこぶと、川原の砂をつかう精米所ごっこ。
食事係の兵隊さんがわけてくれた、特大黒いにぎりめし。
兵隊さんは、主人公ふみ子や由純(よしずみ)と同い年くらいの子どもを故郷へのこしてきているという。
終戦前後の子どもの世界。
初めて異性を意識し始める芽生えの季節が、戦争による食糧難や豊かな自然、
村のお祭りを通して、静かに描出された作品。
初版からわずか1年で重版となった処女作『友ちゃんと砂糖、そして・・・』同様、著者の実体験に基づく本書は、いぶし銀の真実がしっかり詰まった一冊です。
西野真由美

ぼんぼりまつり

昨日は、鶴岡八幡宮 夏の祭事ぼんぼりまつりへ寄進の作品制作。
2002年のカレンダー1月の椿を 万葉野の花と題して仕上げる。メールで身辺に報告したら 椿はそろそろ代えたほうがよいと。
少々気落ちして、アドヴァイスにより阿見得意のつるものでいけばと・・・昼顔にきめる。
きまったらあとは描きなれた花 楽しく完成。くれぐれもはっきりと・・・との忠告もあり、面相筆をつかって輪郭をつけるとくっきり仕上がる。
画師 長谷川朝風先生に、あけてもくれても手習いをさせられた面相筆。  何かなつかしさにひたりながらの制作時間だった。
終わって 気分転換 グーちゃん散歩をすませ、梅ジャムづくり 3回目。

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