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銀の鈴社は、〈花や動物、子供たちがすくすく育つこと〉を願って活動しています

夏季休業のお知らせ

弊社では、下記の期間、事務所及びギャラリーを夏季休業とさせていただきます。期間中は何かとご迷惑をお掛けいたしますが、ご了承くださいます様お願い申し上げます。
2010年8月10日(火)~2010年8月15日(日)
上記の期間中メールやFAXは受付可です。
2010年8月16日(月)より平常通り営業いたします。

海外野の花ツアー 第13回 ルーマニアの野の花を訪ねて 阿見みどり

ついに行ってきました ルーマニア
昨年、期日寸前の世界的インフルエンザ流行で心ならずも見送ったお預けの楽しみでした。
断念する勇気のご褒美か、ずっと奇跡的な太陽の保護を受けて快適。
降ったりやんだり、大雨だったり目まぐるしい異常天気の中バスを降りるときはいつも上天気、おまけに国内線を降りるとき大草原の向こうに世にも美しい大型の虹!
ルーマニアの農村地帯をあえてメインにしたこの旅は、結果的にも満足のいく内容でした。
ブコヴィナ地方からマラムレシュ地方、はじめと終わりは都会のブカレスト。
終戦直後のなつかしい日本の農村の人々の生活や、田畑の風景がそのままありました。
世界最古の木造の教会群、信仰深い村の人々。
ちょうど日曜日でもありミサやシスターや村人の清らかな歌声の中で、体感することができました。
教会もお庭も、どこもかしこも絵になる風景。
走るバスの中から道路際の電柱に大きな巣。コウノトリの家族が。
馬車や牛車にたくましい老人が山のような干し草を摘んで日盛りの道を通り過ぎます。
まだ夢の中、時差ぼけですがひとまずの報告まで。

『春はどどど』◯西野真由美の社長ブログ

林佐知子詩集『春はどどど』(ジュニアポエムNo.207)を刊行しました。
『きょうという日』『天にまっすぐ』に続く第3詩集。
38編のポエムたちが、有形無形の命の輝きを謳いあげます。
今月のポエムコーナーでご紹介している「虹」。
〝雨の先にある
ほほえみ〟
そんな虹に出会ったような、ハッとする爽やかさを感じさせてくれる詩集です。
串田敦子さんの絵もぴったりマッチ。
読む人の心に、どうか〝どどど〟と届きますように!
西野真由美

日本童謡協会の新人賞受賞!◯西野真由美の社長ブログ

日本童謡協会新人賞受賞!◯西野真由美の社長ブログ
『空をひとりじめ』渡辺恵美子詩集が、今年の日本童謡協会新人賞を受賞しました!
7月1日は童謡の日。
鈴木三重吉が「赤い鳥」を創刊したこの日を童謡の日と決め、日本童謡協会は、毎年各賞の受賞式を開催されています。
童謡文化賞を受賞された湯山昭先生や、協会賞受賞の伊藤幹翁、こわせたまみ各先生を中心に、受賞者を囲んでの歌なども披露され、華やかで楽しい受賞式でした。
渡辺恵美子さんも、新人賞受賞者らしい、初々しいご挨拶で、感謝と今後への決意を述べておられました。
本詩集をかわいい絵で彩ってくださった、画家のつるみゆきさんも駆けつけてくださって、渡辺恵美子さんの新たな一歩をお祝いした夜でした。
西野真由美

野の花ツアー  今年はルーマニア

年1回の海外の野の花を訪ねる旅
今年で11回目 いよいよ7月9日出発。
赤毛のアンのプリンスエドワード島、クロアチア、スイスのお花畑、ハイジの山チロルなど。前回の最北のロホーテン諸島に続いて今度はルーマニア。まだ古きよき時代の面影が濃い農村地区を選びました。
どんな予期せぬ出会いがあるか、野の花に会うだけでなく初めての体験も楽しみです。
この日のために運動大嫌いな私が、加齢による健康不安対策で、年間通して週1回トレーニングセンターに通っているのです。
スケッチ帳を用意して遠足前夜の小学生の気分。

『にわとりコッコのだいぼうけん』著者コメント


この度、もの知り絵本「にわとりコッコのだいぼうけん」を出版しました。今回のテーマは「みんな違ってみんないい」です。この作品は2年前に下書きをし、出番を待っていた作品です。
表紙のコッコちゃんは、銀の鈴社のご提案で卵の殻を使っての貼り絵です。卵を30個使っての作製で時間はかかりましたが、絵本の表紙を見たときには感動がありました。頑張って作製してよかったです。
色々な鳥がいるように色々な人がいて、それがまたいいのです。鳥が全部尾長鳥だったら、あの長くて素敵な尾は目立ちません。それぞれに違った個性があるからこそ、魅力と存在価値があると思います。子どもたちにそのような思いを伝えられたら幸いです。
                      友枝康子
『にわとりコッコのだいぼうけん』をご紹介してくださったマスコミ各位。
・読売新聞(7/25)・西日本新聞(7/24)・熊本日日新聞(7/13)・有明新報(7/8)

百合に想う  阿見みどり

6月 7月 あじさいにバトンタッチで百合の花の出番です。
2011万葉野の花カレンダーに百合の万葉歌を見つけ、山百合をイメージしたのですが、今までに何枚か描いたので、今回はささ百合か乙女百合にしようと、ちょうど活花の花材で花瓶にあった可愛い乙女百合を描きました。
ふと庭を見ると、この雨で一気に変化が・・・。
なにもなかった風呂の窓外にニョキニョキと3本の竹が背伸びして4,5日で2階の屋根ほど・・・。
日当たりのよいところには、5本ほどのおにゆりが!
すっかり忘れていたけれど、今年のお正月用の百合根、どんな百合か知りたくてお雑煮につかった残りを植えたのでした。
これがおにゆりだったのです。
来年のお正月にはこのうちの1本を食卓に頂きましょう。
あざやかなオレンジ色はとても健康的で、緑1色の風景にしゃきっとアクセントになって、見とれてしまいます。
形のよい1本を長めに切って窓辺に飾り、そのままモデルになりました。
上品な葉の並びも素直で、つぎつぎと豊かなつぼみが開いて何日も楽しませてくれました。
名前が気になり、今まできちんと見ようとしなかった花。
なぜか急に愛しくなって、カレンダーにはこのおにゆりを起用しました。

よりともサッカークラブ40周年記念誌○西野真由美の社長ブログ


銀の鈴社の古民家社屋は、鎌倉の鶴岡八幡宮のすぐ近く。
自治会の名前は、大蔵自治会。
商店会の名前は、大蔵頼朝商店会。
大蔵という名は、この辺りに鎌倉時代の大蔵幕府(頼朝から実朝までの3代)があったからだとか。
よりともサッカークラブは、地元の少年サッカークラブ。
その40周年記念誌の作成をお手伝いしました。
よりともサッカークラブは、地域のボランティアにより運営されています。
創立当時、サッカークラブはいずれも小学校を母体として誕生していました。
学校母体ではなく、地域のボランティアによる運営というスタイルは、先駆というべきものだったようです。
人は、体験を積み重ねて学習し、成長します。
その感覚が鋭敏な子どもの頃に、サッカークラブを通して会得するたくさんの経験。
子どもを見守る親もまた、そこで子どもと自身の成長を感じます。
画面を通した疑似体験で、わかった気になってしまう現代。
五感をフルに響かせて経験する機会は、自分から飛び込まなければ得られにくくなっています。
周りの大人がちょっと深呼吸して、一緒に楽しむくらいのゆとり。
なかなか難しいのでしょうが、新しい世界が広がりますよ。
コーチたちの情熱に支えられているサッカークラブが、その貴重な機会ともなっているんだと感じます。
かくいう息子も、少年サッカークラブでお世話になりました。
5年生で転校してからなので2年弱でしたが、中学の部活でも一緒の仲間が多く、成人した今でもその付き合いは続いています。
週末ごとに応援に興じていた母たちも。
異年齢の母たちですが、いまだに年数回集まっています。
西野真由美

『もうひとつの赤ずきんちゃん』絵本原画展が読売新聞(2010年6月26日)で紹介されました!

『もうひとつの赤ずきんちゃん』絵本原画展が、6月26日(土)の読売新聞夕刊に、カラーでご紹介いただきました。
今回は、前期と後期に会期をわけ、絵本の原画すべてをご覧いただけるようにしました。
   前期:6月17日(木)~7月13日(火)
   後期:7月17日(土)~8月8日(日)
       10:00~17:00(水曜定休)
ギャラリーに入った途端、その色の美しさにみとれてしまう原画展です。
会場には原画をアレンジしたタペストリーや、白木のオブジェも。
色と形のハーモニー。
「きれい!」と感じる色の世界。
感じるままに身をゆだねてみる心地よさ。
敬遠しがちな抽象画ですが、難しく構える必要はありません。
世界中で愛されている「赤ずきんちゃん」。
『もうひとつの赤ずきんちゃん』は、物語のラストを、作者の西川律子さんがオリジナル作品に衣替えし、抽象画で表現した絵本です。ちょうど新聞に記事が掲載された昨日、銀の鈴サロンで、「ぬりえで楽しむ赤ずきんちゃん」をおこないました。
札幌からおいでくださった西川さんを囲み、本書誕生の背景を伺いながら絵本を読んで、さぁ、いよいよ<ぬり絵タイム>です。
小さなお子さんから大人まで、色鉛筆を握りしめながら、自分の感じた色でぬっていきます。
風って何色?
おかあさんって、どんな色?
感じたままの色を選んで、ぬりかたもまた、人それぞれ。
みんな違って、みんないい!
雨の中、きてくださったみなさん、ありがとうございました。
西野真由美

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