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銀の鈴社は、〈花や動物、子供たちがすくすく育つこと〉を願って活動しています

秘密の花園

五月晴れの午後 グーちゃんと2時間ほど心地よい世界にひたって、スケッチを楽しみました。
歩くには少し遠いところ、でも片道なら何とか・・・。私の大好きな秘密の花園に車に便乗して途中下車。
細い民家の間の路をぬけてさらに山に続く細い路のつきあたり。
いつだったか、源氏山から探検の散歩をして、心細くたどりついた路なき路の木立の向こうにこの花園を発見したのです。
春をまちかねたように、たくさんの花々が元気いっぱいの別世界です。
どんな方が、手入れをされているのでしょう。と気にして過ぎた数年後、気功の仲間の一人がそのご本人! なにげない会話のなかで、もしや? とお尋ねしてわかりました。
300坪の花畑、楽しくて楽しくて、全部種から育ててるの・・・と。
うれしかった!
今日は、だれもいない花畑で彼女のやさしい姿を想いながら、ありがとうとスケッチさせていただきました。
折本スケッチ3冊に可愛い花畑が仕上がりました。

100%の笑顔

100%の笑顔
五月最初の今日、100%の笑顔に出会いました。
解釈学会の役員会の帰路。
地下鉄東西線の車内。
お母さんの膝の上で、しばらくぐずっていた男の子。
膝の上から、お母さんの前に置いたベビーカーの日除け屋根の上に移動した途端に、キャーキャーと喜びの声。
お母さんに抱きかかえられながら、それでも両足をしっかりふんばって。
そう、自分でタッチしたかったんだね。
思わず発した私の声に、思いっきり振り向いて。
100%の満面の笑み!
ほら、どうだって。
もう、自信満々。
どうみても、まだ一歳になっていないくらいの赤ちゃんと、しっかり、ガッチリ通じ合った瞬間。
鶴岡八幡宮の大銀杏の、たくさんのひこばえのように、強力なパワーを充電された一日でした。
西野真由美

『漢字のかんじ』受賞!

『漢字のかんじ』受賞!
『漢字のかんじ』(杉本深由起詩集 ジュニアポエム200)が、第14回三越左千夫少年詩賞に決定しました。
本当にうれしいことです。
反響の数々で、この詩集の真の力には充分に自信を持っていました。
けれども、未踏の分野ともいえる作品です。
「王様はハダカだよ!」
と、いえるのは、いつの世でも無垢な子どもくらいなのではないかしらん。
半ばそんなふうにも思っていたこの頃でした。
純粋に詩集の力を評価してくださった、勇気ある選考委員の方々、そして、この詩集に共鳴してくださったたくさんの方々に、心からの感謝を捧げます。
どうもありがとうございました。
西野真由美

土砂降りの春に

昨日は、夜中からの土砂降りがお昼頃まで続くという、雨の一日でした。
まだ日が昇る前から、雨音のあまりの強さに胸苦しさを感じて、起きてしまったほど。
終日外出の予定だったので、よほどブーツをと迷ったのですが、寒くはなかったので、エイヤッとパンプスで家を出ました。
その結果…、パンプスの中が池になりました。
一歩一歩、ピチャ、むにゅん、ピチャ、むにゅん、の繰り返し。
足はさすがに冷たくなってきましたが、気分は上々。
久しぶりのこの感覚が、子どもの頃好きだった、礒ぎんちゃくを触った時の感覚に、ちょっと似ていたのです。
春の雨にどっぷりつかりながら、うん十年ほど若返って、雨もまた楽し、を、体感した一日でした。
西野真由美

鶴岡八幡宮の大銀杏の根元にたくさんのひこばえが・・・

3月の嵐で人気のない未明に轟音をたてて倒れた大銀杏。
800年の武家政治を見届けた、実朝の悲運の証人の一代の命を、風の勢いは奪ったかにみえた。
幸いなるかな芽吹きの時季!
たくさんのひこばえのひそひそばなしが聞こえそうな若草色の切り株に変身。
多くの観光客に毎日みとどけられながら、希望の光をはなってくれています。さすがです。
詩人や画家や作家たちのまなざしを通して、この二代目につづく銀杏の物語が生まれる予感がします。

新作の小品たちに夢中

3月の福岡丸善がすんでから、次なる5月の丸善津田沼展に向けてダッシュ!
やっと、ほぼ展示品はまとまり、ほっと一息。
しかし一歩外に出ると、春の野の花の競演のとき!
ついつい絵筆が走ります。
最近夢中になって描いているのは、ウエスティのグーちゃんとの散歩道で出合う草花。
クローバー、ヒメジオン、ハルジオン、タンポポ、からすのえんどう、くさふじ、かやくさ、消えいりそうな道ばたのひなげし、母子草・・・
つい最近画材店で入手した和紙に、ひとつずつ描いて楽しんでいます。
遊び心のこれらの作品が意外に好評で、額にいれて飾りましょうということになり、昨日は大雨のなか、このたたずまいにふさわしい額を探しにでかけました。
小人ならぬ小品たちのデビューを、津田沼で、とわくわくしています。
いちばん阿見らしい世界といわれましたが、たしかにとてもとても楽しい時間なのです。
画材って、固定しないで先入観を取り払うって大切だと思いました。
もちろん、私が今までなじんできた手すき和紙や絵絹はベースです。

木の心

今月の生け花のお花は、菖蒲と鳴子ゆり・ベルてっせんと日向みずきでした。
お花の先生のお話から、心に沁みたひとつを・・・・
先生のお宅の純日本庭園には、今何種類かのかわいいモミジの木の芽ぶき、「まだ活けるには水揚げの力が弱いので、このかわいい姿はこうして眺めるだけ。木の力といえばいつだったか夏椿=シャラの木に珍しくたくさんの花が咲いたので喜んでいたら、庭師さんが{弱っているのですよ、木は命をつなぐために弱ったときは精いっぱいの力で花をつけるのです}って。自然界の神秘に改めて畏敬の心でジンとしました。」
野の花に向き合って、静かに絵筆をはしらせているとき、きまって訪れる小さなむしたち、でんでんむしやかまきりの赤ちゃん、蜂や蝶・・・最近の私のスケッチ帳にはお花といっしょに小さな命が仲間入りしています。
自然界の一員として、私自身も共通の自然の恵みの中にいるひとときを実感するのですが、草木の命をつなぐことの計り知れない努力を、このお話で少し垣間見た気がしました。

鎌倉FM

鎌倉FM
昨日、鎌倉FMの生放送に初出演してきました。
CATVのスタジオでの生放送では、まぶたがヒクヒク痙攣しかけている気配を感じ、口もとまでヒクつきながらの収録でした。
が、今回は、確かにかなり緊張はしていましたが、思いのほか楽しく会話している自分に気がつき、我ながらびっくりしました。
多分、パーソナリティの高梨さんを存じていたから。
そして、彼のお人柄だったのでしょう。
現在開催中の、平松礼二「かまくら散華」原画展示コーナーのご紹介から、次回のギャラリーイベント、『こもりうたのように』詩画展と、サロンイベントをご案内しました。
サロンイベント
「日本画とポエムの出会う時
 …感性を育む家庭環境…
父 佐藤太清と、母 佐藤雅子を語る」
(6月6日、日曜日。入場無料。事前申込性、定員
 先着20名様)
そして、『漢字のかんじ』の紹介も。
パーソナリティの方々も身を乗り出してくださり、漢字やポエムの話がはずみました。
昨年のCATVの番組や、今回の放送など、これからは、銀の鈴社のホームページ上で気軽にご覧いただけるようにしていきたいと思っております。
西野真由美

鎌倉路地フェスタ

今日から5月1日まで、鎌倉路地フェスタという地域イベントが開催されます。
銀の鈴社、銀の鈴ギャラリーも参加。
今年で五年目というイベントに、私達も初しています。
銀の鈴社周辺のさまざまな拠点で開催されているアートイベントを楽しみつつ、ついでにスタンプを押してもらい、5個集めたらミニプレゼントがもらえます。
銀の鈴ギャラリーのスタンプは、かわいい小さな鈴のスタンプ。
実行委員の方が、消しゴムで作ってくれたレアスタンプです。
銀の鈴社でご用意したプレゼントもございますので、どうぞお運びくださいませ。
西野真由美

平松礼二 かまくら散華 原画展示が始まりました!

平松礼二「かまくら散華」原画展示コーナー
鎌倉在住の平松礼二画伯が描いた「かまくら散華」の原画展示が始まりました。
荘厳な気品あふれる原画と向き合える貴重なひととき。
会場では、三枚組の「かまくら散華」(1000円)も販売。
鎌倉世界遺産登録推進協議会が製作した「かまくら散華」の収益は、鎌倉の歴史的遺産保全に向けて使わせていただきます。
会期は5月10日まで。
絵はがきやクリアファイルなど、平松礼二画伯のミュージアムグッズもございます。
銀の鈴ギャラリーは、出版社 銀の鈴社が併設するギャラリー。
ギャラリー奥にはミニライブラリーや文化サロン、万葉野の花などのミュージアムグッズコーナーもございます。
ポエムや絵本、川端文学の研究書など。
昭和初期の古民家で、心の鈴をチリンと鳴らしてみませんか?

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