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銀の鈴社は、〈花や動物、子供たちがすくすく育つこと〉を願って活動しています

タウンニュースにて紹介

2022年8月12日のタウンニュースにて

今年の「神奈川県児童福祉審議会推薦優良図書」に選定されている3冊の書籍が紹介されました。

『さーさーさーと雨の音』

WANIMARU 和爾丸 南洋航海記-日本海洋少年団 和爾丸 一万三千海里-

14歳からの哲学サロン-古きをたずねて新しきを知る-

絵巻万葉ものがたり 今秋発表

万葉集の4500余の中から、先人の評価と私の感性のもの差しで1000ほど選び、さらにテーマを 分類して万葉の世界が表現できるように100首に絞り、全四巻上下、8軸の蒔絵に仕立てました。

流れるような絵を追いながら、私たちのはるかな先祖の世界を、歌を手がかりに散策できる趣向です。

Z世代の活躍する今、その真逆の暮らしぶりがどこまで感じとれるか、だからこそあえて提示したいのです。

例えば、「早送りで映画鑑賞」の反対側にある、万葉集の「夕影草の歌」

わが屋戸の夕影草の白露の消ぬがにもとな思ほゆるかも   笠女郎 巻4-594

わが家の庭の夕影草に光る白露のように、心も消えてしまいそうにあなたのことを想っています。

日暮れも待ち遠しく彼が来るのを軒先でひたすら待つ女性の姿。やがて日が沈み、庭の草花は夕闇の中にシルエットになって、白露が消えるまで見届けて待つひたむきな心。想像してみてください。その時間のなんと愛に満ち溢れた豊かな世界。 人の心の感情のヒダは、いまも昔も変わらないと思うのです。その心のヒダは、日本人の特性と思うのです。

私はこの心のヒダにこだわります。人生の潤滑油と思います。

注) 襞(ひだ)」は、衣服(の布地)や紙などを折りたたんで付けた折り目のことで、通常は一つではなく、幾つも折り目を重ねて作ります。女性のスカートで、立体感を出すために襞を入れたものを「プリーツスカート」といいます。このように布地を加工すると、外から見えている部分と隠れて見えない部分が出てきます。これを人の心にたとえて、見えている=他人に分かっている性格や考え方だけからは生まれてこないような複雑な心の動き、隠れた思いが作る感情のニュアンスといったものを「心理のひだ」といいます。

もうすぐ校了 高齢の母への想い

やすらぎ 小林さき著
サブタイトルは 母を想う
絵は阿見にとの依頼で、楽しく描いた。
著者は、施設の母との面会がコロナのため禁じられて3年の月日。認知度が進んでいく日々をなすすべもなく哀しみをペンにゆだねて。
母娘の来し方に思い巡らせる風景には、昭和を生きてきた私にも共通の場面が重なり、あたまのなかをそのまま絵にする心地よい作業だった。
全体のデザインを次女の映子に助けてもらって、ホッとするやわらかいイメージの本になりそうだ。

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