skip to Main Content

銀の鈴社は、〈花や動物、子供たちがすくすく育つこと〉を願って活動しています

第5回 野の花展に寄せて

春 命みなぎる季節

しかし 無情な人の世は そこかしこ いのちの交換の知らせも行き交います。

 

こうして 今年もお花見が楽しめた と確かめ合うよろこびをかみしめております。

春の野の花展が近づいてきました。

案内はがきの準備など 大詰めにきています。会場に貼る挨拶状を仕上げました。

今年は 花友だちのご縁を一回り広げて呼びかけました。

思いがけない味わい深いコンセプトでの展開が実現することになり 主催者として大満足しております。

 

 

挨拶文

 

野の花展に寄せて

 

野の花に誘われて私たちは出会いました。

四季折々に雨風のなか 毎年同じ場所に姿を現す地球の妖精たち。

花が好き 描くのが好きと 隣り合って時間を共に過ごすなかで ふと気がつくと 

人それぞれの心の器にその姿は映し出されていました。

ある人は娘との ある人は大切な伴侶との 永訣の悲しみの底で 絵筆を走らせ 

彫刻刀をふるわせました。

周囲の方々への感謝の心で 人生の哀歓を自分らしく消化するヒントを 

私たちの作品を通して お伝えできればうれしいです。

 

ご来廊ありがとうございました                  2017.5.吉日

Back To Top