日本児童文学者協会と日本児童文芸家協会の理事長対談が行われました!
7月13日(木)、銀の鈴社のサロンにて、児童文学の主要2団体の理事長対談が行われました。
(一社)日本児童文学者協会(初代会長:小川未明)の藤田のぼる理事長と、(一社)日本児童文芸家協会(初代理事長、会長:浜田廣介)の山本省三理事長との対談です。
この対談は、前編と後編で、それぞれの機関誌に掲載されるという、児童文学の世界では、ある意味歴史的な対談となります。
対談の前編収載:『児童文芸』2023年冬号
対談の後編収載:『日本児童文学』2024年1・2月号
対談には両機関誌の編集長も臨席し、かなり長い時間、けれど和やかに行われておりました。
『日本児童文学』奥山恵編集長
『児童文芸』石川千穂子編集長
日本児童文学者協会事務局長の次良丸忍さんや、『児童文芸』のレイアウトデザインや写真をご担当されておられるおふたり、石川早希さん(サンライズガーデン)とカメラマンの落合健人さん(サンライズガーデン)もご一緒でした。
当日撮影してくださった落合健人さんの写真を、いくつかここにご紹介させていただきます。
なお、銀の鈴社がこの歴史的な対談会場にご指名いただいた理由としては、両団体の機関誌に深く関わった出版社は他にないから、とのことでした。
確かに銀の鈴社は、前身の教育出版センター時代も含めて、両機関誌にそれぞれ10年余、関わっておりました。
『日本児童文学』月刊誌の時代
発行:教育出版センター 編集:銀の鈴社
『児童文芸』隔月刊の時代
発売:銀の鈴社
終了後の懇親会も、そのままサロンでささやかに設け、日影茶屋さんのお弁当と阿見みどり手作りのおつまみ、缶ビールで楽しいひとときを過ごしました。
藤田のぼる先生とゆっくりお酒を飲みながら歓談したのは、もしかしたら40年ぶりくらいになるかもしれません。
まだ大介(現、社長)が生まれる前のことですから。
そんなことを思っていたら、もうひとつのご縁を思い出しました。
日本児童文学者協会の元会長、古田足日先生のお父さま、古田拡先生は、祖父が創設した解釈学会の歴代顧問。
日本児童文芸家協会の元会長、村松定史先生のお父さま、村松定孝先生もまた、解釈学会の歴代顧問でした。
お二方とも『解釈』創刊時からの会員で、長くご支援をいただいておりました。
そして日本児童文芸家協会の元会長、福田清人先生もまた、解釈学会の歴代顧問でした。
昨秋から急遽解釈学会の事務局をお引き受けすることになりましたが、こんなところにもまたご縁が繋がっているんだと、時の流れに潜んでいるご縁について感じ入ったことでした。
銀の鈴社編集長:西野真由美
撮影:落合健人(サンライズガーデン)