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銀の鈴社は、〈花や動物、子供たちがすくすく育つこと〉を願って活動しています

降りしきる牡丹雪に◯西野真由美

成人式の今日、銀の鈴ギャラリー「冬の贈り物展」は最終日。
冷たい雨から霙にかわった鎌倉駅では、振袖の娘さんを送る車。
デスクワークをしながら初雪を気にしていましたが、10時半頃から降り方が強くなってきました。
電車も止まるかも?と、慌てて店仕舞いをして家路を急いだのですが……。
鎌倉駅へスタッフを送るまでは、まだ道路には積もっていなかったのですが、我が家へ続く坂道に入った途端、白い道に阻まれました。
滑るタイヤと効かないハンドル。
すれ違いがやっとの坂道で、このまま車を放置するわけにはいきません。
とにかく、雪掻きしながら行くしかない、と、道具を取りに家へ走りました。
家にいた母も手伝ってくれて、チリトリとスコップで必死の雪掻き。
10mほど先の知人宅まで何とか進み、そこの御宅へSOS。
「ウチは男手が三人もいるんだから」と、みなさんで助けてくださいました。
結局、車はその御宅の駐車場に停めていただいたのですが、そこに停めるまでも大変でした。
雪掻きしても、すぐにまた降り積もる牡丹雪。
機転の効く若奥様が、バスタオルやキッチンマットをタイヤの進行方向へ敷いてくださって。
ご主人に運転もかわっていただき、ティーンエイジャーの息子さんたちが車を誘導しながら雪をかいてくれます。
とんでもないご迷惑をおかけしてしまいました。
無理に坂道を進まず、平地のコインパーキングに車を停めて、歩いて帰るべきだったと、後の祭りですが深く反省しています。
それにしても、貴重な休日に、雪まみれになりながら助けてくださったみなさまに、ただただ感謝の一日でした。
身体中、湿布だらけの・・・西野真由美でした。

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