母校を訪ねて 柴崎俊子
12月3日 なつかしの西荻下車。
100周年を迎える母校 東京女子大学に出版の分野での参加を申し出る。
生来 あれこれ考えるより 走りながら考えるタイプで ひとつチャレンジを と踏み出す。
せっかく昨年 編集者として表彰され ここで もてる経験を思う存分だしきってみようと。
どうなることやら 相手様の手に万事委ねて のんびり美しいキャンパスを散策。
足元に ばらの花の形をした木の実がコロッと落ちてくる。見上げると ハイジの本の挿絵にあるおおきなおおきなモミの木。
前庭の芝生も白亜のチャペルも 55年前と変わらずほっとする。
さすがに 学園の奥は 林だった緑のゾーンに 近代建築が美しく並んで 規模の大きな変化を実感する。
感無量の一日でした。