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銀の鈴社は、〈花や動物、子供たちがすくすく育つこと〉を願って活動しています

つれづれに「ことば」を考える日

「承知しました。」 「ありがとう。」 マルハラスメント(マルハラ)とは、このようなメッセージを見た若者が、文末の句点を「威圧的」「冷たい」などと感じる現象を指す。(Google検索より)

時代を泳ぐことば。

昨日買ったギャラリーの作家湯呑みが包まれていた和紙

謡曲のお稽古帖のような 句読点に近い記号がついている。

俵さんは「句点を打つのも、おばさん構文と聞いて…この一首をそっと置いておきますね~」と前置きした上で、

「優しさにひとつ気がつく ×でなく○で必ず終わる日本語」

とよんだ。

俵さんの一首は唐突によまれたわけではなく、注目の話題と関連していた。(…Google検索より)

ちいさなことでもハラスメントの風潮はここまできてるのか、と感じることば観。感覚が少しずつずれてきているのを感じてしまう。俵万智さんはさすが。この歌でマルハラ族はドキッとめをさましたとか。

気がつくと、私のこんな短文にも句読点がいくつも鎮座している。

       編集室 柴崎俊子記

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