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銀の鈴社は、〈花や動物、子供たちがすくすく育つこと〉を願って活動しています

「絵巻万葉ものがたり」の感想文をネットで発見

万葉集の絵巻と英語と日本語の華麗なハーモニー

Reviewed in Japan on May 9, 2023

綺麗な絵に万葉集の言葉と分かり易い解釈、そして万葉集の英語訳が見事です。万葉集の勉強にも英語の勉強にもなる素晴らしい絵本です。

理想的な詩画集

Reviewed in Japan on January 14, 2023

万葉集の対訳本で絵本というのも大変珍しい。著者の長年の万葉集への愛着が、水彩画と毛筆の書に結晶化され、英訳の協力者の助けも借り、国文学者の監修者のチェックも忘れない、妥協のないチームワークのみごとな果実である。このような本に出会えた幸運を感謝したいと思っている。多くの若い人に読んでもらいたい。

万葉集を楽しむことができるグローバルな絵本

Reviewed in Japan on January 9, 2023

『絵巻 万葉ものがたり』は、画家である阿見みどり氏が制作期間10年をかけて完成した絵本である。水彩画と書による絵巻全四巻(上・下巻の計八軸)には、万葉集の約4500首から選出された100首が収められ、「万葉びとの自然観」「万葉びとの愛」「万葉びとの想い」「万葉びとと草花」をテーマに、それぞれ25首ずつが各巻に収められている。水彩画は、「鳥獣戯画を師と仰ぎ、ほとばしるように動く絵筆に委ねた」という豪華本である。

「大分弁俳句 2」の追い込み

年の瀬はいつもながらあわただしい。

好評だった前著に引き続いて、今最後の仕上げ。あいにく年末にかかり工場は飽和状態です。年賀状やら何やら少し様子が違うのでフィニッシュの段取りも気が抜けません。

一冊の本が生まれるまでにどれほどの人手がかかるのか。原稿にまとまった段階からだけでも出版社サイドの原稿チェック、検討会、本にするまでのプラン、その見積もり、契約、割り付け作業、デザイナー手配、校正者との往復。工場はオペレーターからデザイン処理班、用紙などの取り寄せや機械班の割り振り、工場長の采配でやっと刷了。つぎは製本工場へ。折り部門からはじまりいくつかの工程を経て、全国書店への窓口の取次会社と出版社に納品。その度に運転手さんたちも陰の働き。

スケジュールはそれぞれの機械確保などバトンタッチで組み込まれ寸断を許しません。

本の形で生まれたらまた次の行程が始まります。続き。        編集室 柴崎俊子

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