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銀の鈴社は、〈花や動物、子供たちがすくすく育つこと〉を願って活動しています

『あすかちゃんのビーチボール』○西野真由美

『あすかちゃんのビーチボール』のご紹介です。
ゆうびんうけにはいっていた、あすかちゃんのビーチボール。
名前はリナちゃん。
風にのってとんでいったリナちゃんが、あすかちゃんの家のゆうびんうけへ帰ってくるまでの、ふしぎで楽しいお話です。
子どもが大事にしているお気にいり。
ぬいぐるみだったり、ミニカーだったり。
そんなお気に入りのビーチボールに名前をつけていたあすかちゃん。
ミルンの「くまのプーさん」のように、幼い子どもにとっては、そんなお気に入りとの毎日は、とっても大切なものです。
リナちゃんの冒険のように、我が子のお気にいりを主人公にして短いお話ができたら、また素敵ですね。
作者のだんちあんさんは、今後とも「小さき者への賛歌」として作品を追求していきたいという元小学校教諭。
たくさんの制約の中で、日々子どもと寄り添う教育現場の先生方。
熱気ムンムンのお話には、子どもたちへのあたたかな眼差しがあります。
絵は、太田一希さん。
ちょうどご結婚もされて、おめでたい記念の1冊となりました。
鈴の音童話・小学校低学年以上対象です。
西野真由美

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