タンポポ、スミレ咲く斜面に花吹雪。
裏山の風景は春の宴会さながら、蝶と花吹雪が盛り上げて。ついこの間一面の蕗のとう摘みを楽しんで、季節は駆け足。万葉野の花庵は今朝山芍薬が開きました。ニリンソウの群れ、カタクリ、梅鉢草、春蘭、たちつぼすみれ、桜草、はねず、バイモ。玄関の石崖の芝桜と鉄線、雪柳。待ちに待った春です。
裏山の風景は春の宴会さながら、蝶と花吹雪が盛り上げて。ついこの間一面の蕗のとう摘みを楽しんで、季節は駆け足。万葉野の花庵は今朝山芍薬が開きました。ニリンソウの群れ、カタクリ、梅鉢草、春蘭、たちつぼすみれ、桜草、はねず、バイモ。玄関の石崖の芝桜と鉄線、雪柳。待ちに待った春です。
ついのすみかに落ち着いてはじめての迎春。めずらしく雪が降り、思いがけない雪景色に心洗われます。
11月3日 祝日
快晴に誘われて、コロナからひとまず解き放された観光客が、門前を賑やかに行き交う風景。
このままこの平常が続きますように。
祈るのみ。
ふと見ると玄関前の灯籠横に、ツワブキのかたまりが色づいていい感じ。さっそくスケッチ。
高いところにぶら下がっていたかわいいカラスウリもいっしょに。
締め切りの12月のグリーティングカードのモデルに仕上げて、心地よい疲れ。
侘助椿や上品な絞り柄の椿も咲き始めて、秋から冬への風景のシンフォニー。
さぁ この気分に乗って今日も、描きかけの絵巻3巻の画。いよいよ一番好きな額田王の熟田津の歌の仕上げだ。折々に描いてきた下書きの中からどれを生かそうか、このわくわく感がうれしい。
台風一過の朝
編集長の弾む声あり。玄関先のお掃除してたら、山からの溢れた水に流されて旅をしてきた サワガニが!
思いがけない訪問客、かわいい姿です。水の流れに乗って居心地のいいところにちゃんとながれついてほしいなー。
移転してはじめての秋
裏山に響く賑やかなはしゃぎ声に窓から覗くと、コジュケイ一家のお散歩タイム。素早く竹藪に消えてシーンとなる。
栗の木の葉陰が揺れた。目を凝らすとリスがじっとこちらを見ている。私たちのかわいいライバル!
数日前からボトンと時折音がする。栗が落ちてそのはずみにりっぱな栗の実がころがる。手袋にとんぐを持って庭に出る。
考えもしなかった栗拾い!の楽しみが待っていた。
ネットで調べながら生まれて初めて渋皮煮を作る。大成功。おせわになっている人に小さなお土産で好評。
リスの分も残しておかねば。
自粛の秋に小さな楽しみ。
小鳥たちの賑やかな囀りに誘われての心地よい目覚めです。
窓の向こう、明るくなった草原に4つ目の姫百合!目を凝らして周りを見るとどうやら姫百合の葉っぱの群れ❣️次々咲いてくれるのかも などとついに さらに をのぞむ自分の欲にハッとする。
30度を超える夏日に突入。涼しい朝のうちに遅れているカレンダーの書の清書。たいせつな日曜日 どうぞ今日もつつがなく。
20日の締め日が迫り、この日曜日はぼんぼりの画に当てることに決めて、朝からリビングの大きなテーブルを占拠。かねてまとめておいた構想のラフをもとに、清書に没頭しました。
3枚目の清書でやっとなんとか、、でも頭の中のイメージには及ばない。疲れてランチの後、昼寝。追い詰められた時の定番、はぁはぁするような変な夢で目が覚めました。
起き上がりぼんやりの数秒間、ベッドから見えるところに、赤城自然園で描いたスケッチブックが開いたままです。金水引にトンボが止まっていて、立ったまま急いで描いたあのときの空気がふわぁっと広がって、瞬時に不快感から解放されました。そうだ!この絵にしよう。
迷いもなくすらすらと絵筆は走り、出来上がりも満足、夏の宵にさわやかな風を送る一品仕上がり。
ときどき山ずみされたスケッチブックを眺めて、回想シーンを楽しむ習癖にたすけられたという日記です。
玄関のフェンスに5輪咲いてくれました。20数年前に鉢から地植えし毎年たくさんの花で楽しみました。この春の引っ越しで半分諦めたところ、お花屋さんの熱意で無事この万葉野の花庵に移植成功。万葉では原種のイバラ。別名、野薔薇も愛らしくトゲはご愛嬌と受け入れて。
この白薔薇にはたくさんの想いが滲んでいます。毎年秋に催す万葉野の花水彩画展の第一回目のお客様からのプレゼントでした。
配偶者に先立たれ傷心の中、背中を押されてスタートした原画展。天国で驚いてるかもしれません。
20年もたつと、しっかり横から青い太い茎が逞しく伸びて新しい花が咲いたのです。根本から枝分かれして、枯れた元の茎は自分のすがたを見るような感覚です。
娘から孫へと代表を引き継いだ、銀の鈴社の玄関にふさわしい実績のある白薔薇です。
清楚な花姿もさることながら、その柔らかな上品な香りは、やさしい空気で包んでくれて、来年の花の数が楽しみです。
朝の食卓からちょうど目に入る窓辺に揺れる柔らかな若緑の葉。まだかまだかと心待ちのネムの花が咲きました。
日に日にピンクのよそおい、ふと気づくとクロアゲハたちが乱舞する妖艶な雰囲気に包まれて、梅雨晴れ間に明るい気持ちになりました。
萩には小さな黄チョウ、藤袴にはアサギマダラ それぞれが決められた相棒をよくぞ探し当ててきてくれます。
花と蝶にも赤い糸がかけられているのでしょうか。
昨日、写真集の出版で見えたT夫妻も初対面なのに、これぞぴったりのご夫婦!と思わず声がでそうなほどお似合いで、太い神秘的な赤い糸を思い合わせて、小さな宇宙の恵みを感じたひとときでした。