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銀の鈴社は、〈花や動物、子供たちがすくすく育つこと〉を願って活動しています

万葉野の花庵 庭の目覚め

崖に丁寧に移植された岩タバコ

佐助庵から移植した岩タバコの赤ちゃんたち、少し若草色にかわってきました。仕掛け人の花師 金子さん曰く「眠っている間に場所が代わった?」と不思議がってるのかも。

万葉野の花庵

福寿草の芽はすくすくのびて、上品な色形の葉が広がってきました。水仙は満開。その隣に貝母の芽がそこここに群れて芽を出してきました。蕗の薹が! 都忘れのひとむれが!頭上には白梅に次いで紅梅が盛りになって、春遠からじの表情です。

やがて自宅から枝垂れ桜、蝋梅、山吹、白山吹、紫陽花、梅花ウツギが仲間入り。来年の春が楽しみです。プリマベーラさんが少しずつ移植作業されて、つるばら、山椒バラ、エビネ、すみれ、あやめがおさまりました。

万葉野の花庵

銀の鈴社は35年。秋に35歳になる孫の大介が社長にと新たなステップの記念の年のスタートです。

荒波に揉まれて否応なく移転、何回だったか。銀座並木町の移転は都市計画のため。

鎌倉に落ち着いたのは10年前。通勤時間と労力のロスに目覚めて、食住接近。

やっと賃貸家賃から脱出して2021年1月15日、最終の覚悟で古民家に。

そして、この万葉野の花庵。

裏山の竹林、ワビスケ椿、美しいモミジ、銀杏。シンボルツリーの美しい立ち姿は落羽松の大木。

古風な庭は、南向き。

主のような梅の木は、スカスカに空洞化した幹ながら風情ある立ち姿で寒空の中、大ぶりの白梅を元気に花咲かせてくれています。

今朝、梅の木の根元に金色の福寿草が1.2.3.〜7つもかおを出してます。さすが、前の住民は魯山人を愛し、風流を好むお茶人だった由。

去年ここを見にきた時はジャングルのように荒れ果てて、身震いを感じたことが嘘のようです。半年がかりでの職人さん達の手入れに応えるように、そこここが静かに蘇り、住んでいた人の息遣いまで湧き上がるのを感じます。大丈夫!お花たちもこの家も大切にします。不思議な花の縁を感じて安堵の迎春です。

佐助庵の冬の顔

苔の上に 冬桜の花びらが散り敷かれて 侘の風情で落ち着きます。満開の冬桜と梅の花蜜に 千客万来の小鳥たち

1月末の佐助庵

緋寒桜

寒空に緋寒桜、紅梅、サザンカ

が咲いてます。

メジロやしじゅうからたちが元気

に、飛び交って。

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