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銀の鈴社は、〈花や動物、子供たちがすくすく育つこと〉を願って活動しています

『鎌倉のさくら』高柳英麿写真集

緑綬褒章受章の著者は 映像工学の腕を駆使して鎌倉の緑を美しく育て、映像に残している みどりの使者です。
鎌倉のさくらを それぞれもっとも美しいロケーションのなかでとらえた 意欲作。
さらにいちばんの特徴は 表紙を飾る別名「御車返し(みぐるまがえし)」。
その名の由来
足利尊氏将軍は、きらびやかな京都の文化に、東国の土産として鎌倉生まれのさくらを選び、それが京都御所の左近のさくらになった。
のちに江戸時代、後水尾天皇が京の街を巡ったときひとめで魅かれ、車を返したという。

ヴァイオリンを弾こう!   

サブタイトルは「弾いてみたい」を応援する本
著者 塚本章 清水謙二監修
この本は 自分からヴァイオリンを弾きたいなと思うようになった人向けのヴァイオリン独習の本です。
中学校の部活動でヴァイオリンを教えてきた著者の 体験から生まれた秘伝書です。
さあ ヴァイオリンを弾きましょう!

いつもいっしょ  ジュニアポエムシリーズ no225

西本みさこ詩集・上司かのん絵
生まれてん 生まれてん
めっちゃかわいい 女の子やねん・・・
「お宮参り」
「べべたー」
いっしょけんめい
走った 走った
風さんぼくを押してくれてん
そんでも やっぱり べべたー(びりっけつ)・・・
第1章は 上記のような関西弁の詩
  いきいきと リズミカルにこどもの心が詩のことばに変身して伝わります。
ママの愛につつまれて いつもいっしょの 平凡な尊い生活です。

藝術とノエシス 評論・エッセイ選集   

新渡戸常憲著
表紙画:堀越千秋
著者は新渡戸稲造記念館館長・音楽評論家
幼い頃から 情緒豊かな環境でのびのびと身についた 高尚な感性がここに実を結んだ形 といえましょうか。
独特の語り口で 古典から現代までの音楽評論を展開します。
第2章では 著者の精神風土を掘り起こしつつ 特に関心を寄せた自然界をたどります。

虹の歌    宮下木花童話集      編集室だより

著者は17歳 高校3年生
11歳6年生のとき童話集『ひとしずくのなみだ』で小社からデビューした才能豊かな作家の卵さん。
この本が世にでるや 反響は大きく秋山ちえ子、阿川弘之、梅原猛、永六輔、立松和平、漆原智良、各氏ほかよろこびの声をいただきました。
翌年 12歳中学1年生には『いちばん大切な願いごと』を上梓。
今回は 3冊目です。
作品は 『グリム童話賞』入賞作などで、タイトルの作品は小5から高3まで7年かけて完成させた意欲作。
「いじめ」のニュースに胸を痛めて 真剣に立ち向かった純粋な著者の心が伝わってきます。
柴崎俊子記

編集室日記より

名刺代わりの掌の本 「coming home 」に続いて
「青いお月さまを見たよ」サブタイトルに もしも おしりのあながなかったら
おめでたい赤ちゃん誕生は みな同じ 元気な産声に両親のよろこびはどんなだったでしょう
ところが おしりのあながなかったのです。
幼い時から 成人した今も なお なんどもなんども さまざまな手術を繰り返しながら 懸命に前向きに 今を生きている著者の 心の叫びを聴いてください。
「3月11日 自分の命について考えました。そして自分をさらけだし知ってもらう努力をすることで 世の中の イジメを すこしでもなくしたい。というところに心がきまりました。
『青いお月さまを見たよ』というおはなしにまとめました。どうぞお力をお貸しください。
ものごころつくころからずっと 臭いといわれ イジメられてきた こんな自分の状況が きっと理解出来ないために 思いやりの心に至らないのでは。
子どもやおかあさんに 現実に こんな人生もあるのだと知ってもらえば すこしはわかってもらえ 思いやりの心がめばえるのでは。
大震災に命と向き合う中で 自分の役割は 声に出してわかってもらうことだ。ひとりでも イジメによる被害者を救うために・・・」と。
この1通の手紙に ちいさな出版社ですが 私たちにできる方法は・・・と 立ち上がりました。
懸命に努力し続ける 本人 家族 医療器具などの関係者の方々 たくさんの人の心の結束が支え合って 尊い今があるのです。
絵を添えて 読みやすいようにと やなせたかし先生に お力をおかしいただくことができました。
3月末には 刊行(800円)です。
幼稚園 小学校 中学校から一般まで それぞれの立ち位置でのたいせつな何かを きっと見いだすことができる本です。 ポケットにおさまるかわいい本です。
読みおわったら 身近なひとにポケットからポケットへ「心の伝書鳩」として それが私たちの願いです。
『思いやりの心』が まほろばの国にいきわたりますように。
どうぞ よろしくお願いします。

高柳秀麿写真集『鎌倉のさくら』ができ、中村レディ いよいよ刊行   編集室柴崎俊子

佐渡のトキ 放鳥の雛誕生! 
のニュースと時を同じくして誕生した深川の中村中学校 中村高等学校の記念誌
『新館LADY ハッピーバースデイ』刊行の最終段階。
理事長先生自ら 何度も足を運んでくださり 念には念を入れてもまだまだと。
校正という仕事は 終わりがないと思わねば。
〆切に目をつぶって 産声を待つ感じ。
昨日は『鎌倉のさくら』高柳秀麿写真集が無事に誕生。美しい本を まずは仏壇に報告しました。

編集日記 coming home むらかみみちこ著   柴崎俊子記

名刺代わりの掌の本
『coming home』が できました。深紅の表紙に金箔の文字。
思わず 掌にのせて しばし赤子をはじめて抱くような感慨にひたりました。
このかわいい本の形 私の編集人生のなかで かならずや実現したいと夢に持ち続けた 愛しい本。
ハンドバックにひそませて いつもそばにいてほしい。
折しも 去年から願っていた映画『レ・ミゼラブル』に感動したせいか この底深い人間の運命・宿命に翻弄されながら 祈りの力で光を見いだすジャンバルジャンに なぜか主人公のみっちゃんを重ねて せつなく愛しくかわいい本を ながめてしまいます。
この本から発するメッセージは からだはちいさくとも 消え入りそうなささやきは 耳のおくまで響いて 読む人それぞれに 自分の今あるいのちについて きっとあしたへの何かを探るきっかけを贈ってくれると信じます。
静かな 行間を読む 本の誕生 携わって心満ちて この日記に認めました。

鈴の音  柴崎俊子 

近くの鎌倉宮節分会に年男の豆まきにかり出された 小社取締役の大介さん。
私の問いかけ「楽しかった? どんなだった?」
「たくさんの参拝者で賑やかだった。儀式の祭礼での鈴の音が いままでとちがっていい響きだ と言う人がおり 宮司さんがよく気がつきましたね こだわって1年がかりでやっと実現したんですよと。」
鈴の音を聞き分けるなんて おお いいはなし!
そうです 鈴の音 ほんとに心にやさしく響く最高の音です。
せせらぎの音 小鳥のさえずり そして鈴の音 鐘の音・・・・の順かなー さらにそれぞれの微妙な違いが聞き分けられるとは。
たくさんの初体験の事象の中から この話題の報告をしてくれて さすが孫の大介さん と今日はとても穏やかな満ちたりた心境です。
ちょっと この欄にはプライベートすぎるけど ファミリーのちいさな出版社の編集室日記 おゆるしください。

編集日記 その後  柴崎俊子

去年 児童文化功労賞を頂き その祝賀の引き出物にと急遽 掌の本にまとめた1冊『思い出の編集日記』は その後思いがけない反響を伝えてくれます。
昨日は 同窓の方の本の虫のご主人が・・・  『驚きました。今自分は 高村光太郎が大好きでつぎつぎ古書店で貴重な本をあさっていますが、光太郎の文献に決まって出てくる 北川太一という方と 一緒に写真に写っていますねー』
『高村光太郎の人間と藝術』という大著を編集するにあたり 最新の情報を入れたくて企画した『人間 光太郎を語る』の座談会の取材記事を目にとめてくださったのでした。
私としては 草野心平先生と神保光太郎先生と親しくお話し出来たことがうれしくて 当時からこつこつと真面目に文献をまとめておられた北川先生のことを 迂闊に過ごしておりました。
いつも 気さくに快く社にとんで来てくださるかたで つい甘えていたのだと過ぎた今 感づきました。どうしていらっしゃるかしら。
私の30代は 怖いもの知らずでこの『人間と藝術』は 川端康成 長塚節 高村光太郎と仕上げ
その勢いで 『上田敏全集』『アララギの復刻』『心の花の復刻』とひた走りでした。 ずいぶん大きなチャレンジをしたと なつかしくなりました。
編集の仕事で評価を頂き もう思い残すことはないといいたいのですが まだ体力はもちそうだし次世代のスタッフに ていねいな引き継ぎもきちんとしたいと己を奮い立たせて励んでいます。どうぞよろしくお願いします。

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