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銀の鈴社は、〈花や動物、子供たちがすくすく育つこと〉を願って活動しています

被災地で咲いた薔薇の花束○手作りバッグのご報告

被災地で咲いた薔薇の花束をいただきました。
もう、6月。
飛ぶように過ぎてしまった5月のご報告です。
仙台の星乃ミミナ姫から、被災地で咲いた薔薇の花束をいただきました。
手づくりバッグの御礼です。
大輪の薔薇や可愛い薔薇たちが、大きな箱にギッシリと!
銀の鈴社の古民家オフィスが、薔薇の香りに包まれました。
仙台の薔薇たちは、もう一ヶ月近く経っているのに、まだまだ元気に咲いてくれています。
さすがにクタビレテしまった薔薇は、花弁をガラスの器に集めて即席ポプリに。
近々、手づくりバッグのご報告を写真入りにまとめて、バッグを贈ってくださった方々へ、郵送したいと思っています。

西野真由美

手作りバッグ:南三陸町のあさひ幼稚園へ

今頃のご報告で、申し訳ありません。
ゴールデンウィークに、ご近所の酒井太郎医師が、再び医療支援に行かれました。
行き先は、3月に行かれた南三陸町です。
ご自分のクルマで向かわれるという酒井先生に、手づくりバッグ50枚をお預けしました。
酒井先生は、貴重な時間を割いて、南三陸町で唯一の幼稚園の再建に奔走されている遠藤先生とお会いになり、直接お渡しくださいました。
写真は、あさひ幼稚園の遠藤先生と酒井太郎医師。
避難所の近くでお渡ししているところ。
あさひ幼稚園の再開を待っている子どもたちは40数人。
手づくりバッグは50枚、ちょうどです。
遠藤先生は、本当にありがたいと、涙を浮かべて喜んでくださったそうです。
「こうした知らない方からの支援に、本当に励まされます」と。
酒井先生も、持っていって、本当によかったとおっしゃってくださいました。
段ボールから出した手づくりバッグをみて、避難所の方々も、欲しい欲しいと集まってこられたとか。
差しあげたかったけれど、園児の分しかなかったのでねえ、と、酒井先生のお話でした。

西野真由美

義援金振込

ギャラリーに設置させていただきました義援金活動の結果を報告いたします。
(銀の鈴ギャラリーの売上¥500ごとに¥100とお客様からお預かりしていた義援金)
2011年5月9日に¥26,366を南三陸町の災害対策本部へ義援金として振込が完了いたしましたので、ご報告とさせていただきます。
どうもありがとうございました。

鎌倉発の支援活動:手づくりバッグ編◯5/3

鎌倉から被災地へ支援活動へ行かれる方へも、手づくりバッグを託しています。
被災者の方々へ、手渡しで届けてくださるからです。
先日、鎌倉子育てガイドの入江麻理子(CanCan)さんが、手づくりバッグを持って、石巻へ泥かき支援に行かれました。
入江麻理子(CanCan)さんのレポートには、手づくりバッグを持っている子どもたちの写真もあります。
また、被災者の方から御礼メールまでいただきました。
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被災地より
私は 宮城県石巻市に住んでいます。今回の震災で 甚大な被害を受けた沿岸に住んでおりました。
今日 避難所に そちらのボランティアの方がお見えになり、『何かの役に立てて欲しい』と
手作りの 手提げバックを子供達に手渡してくれました。
その中には 作って下さった方々の手紙が入っており、とても 感動いたしました。
メールでしか お返事が出来なくて、申し訳ないのですが、ひろみさん ちかさん さちえさん 確かに バック、メッセージに込められた思いを受け取りました。
ホントに ありがとうございます。
心から 感謝しております。
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鎌倉子育てガイドでは、手づくりバッグを慰問袋にして、バッグの中に、いろいろな品を入れてお渡ししています。
入江さんの報告にあった口紅の話。
余韻の残る、心にしみるお話でした。
心をこめて作ってくださった手づくりバッグ、確かにこうして、心も一緒に届けていただけたことを、ここにご報告させていただきます。
また5月1日から、酒井太郎医師が、再び南三陸町へ、医療支援へ行っておられます。
酒井先生の車にも、手づくりバッグをのせていただきました。
★オマケ:鎌倉子育てガイドでは、銀の鈴社も写真入りでご紹介くださっています。
西野真由美

手づくりバッグの途中報告◯5/1

今日は、名取市のふたば幼稚園様へ600枚、南三陸町の戸倉小学校様へ150枚の手づくりバッグをお送りしました。
南三陸町の戸倉小学校は、登米市の廃校を利用して、まもなく再開されるのです。
殿、伊達宗弘さまのご紹介です。
1年生はそのうちの30人ほどと聞き、1年生用には3点セット(手さげ袋、体操着入れ、上履き入れ)をお届けしました。
ミミナ姫(詩人、星乃ミミナさん)には100枚。
アンパンマンの特製ポスターと一緒に、被災した施設に届けてくださいました。
自衛隊の方も手伝ってくださるそうです。
写真は、ミミナ姫からです。
お預かりしている手作りバッグは、こうしてたくさんの方の心をのせてお届けしています。
西野真由美

絵本『ヤギのいる学校』による支援活動のご報告◯4/29

今井明夫先生が奔走なさっておられる『ヤギのいる学校』を使った支援の途中報告です。
お膝元の新潟では、もう何回もヤギを連れての避難所慰問をなさっています。
昨日、今井明夫先生から写真とメールをいただきました。
いわき市の避難所まで、子ヤギを連れて、慰問に行かれたご報告です。
………………
4月25日に子ヤギ2匹と一緒にいわき市平地区の避難所を慰問して回りました。
津波で被災した人たちは、仮設住宅ができるまでは避難所の生活が続きます。
学校が再開されれば学童はそれなりに楽しみができるのですが、お年寄りや障害者は長い避難所生活で大きな精神的・肉体的なストレスを抱えていることがよくわかりました。
平地区の5か所を回り、ヤギとの触れ合いをしてもらって、避難所と小学校に「ヤギのいる学校」を寄贈してきました。
子ヤギを抱いたり、哺乳したりして涙を流して喜んでくれたお年寄りをみると、ヤギの慰問をやってよかったと思います。
<今井明夫先生のメールより抜粋・写真も>
………………

銀の鈴社からの寄贈本も、避難所に山積みされるだけでは、と、読み聞かせのグループなどと連携するなど工夫しながら、心も一緒に届けてくださっています。
寄贈とは別に、絵本『ヤギのいる学校』を、ご協力くださっているところからご購入いただくと、1冊につき500円を義援金へおくります。
ヤギネットワークをはじめとする今井明夫先生のお仲間も、この支援にたくさんご協力してくださっています。
西野真由美

手づくりバッグの途中報告4/27

昨日は、手づくりバッグ107枚を仙台へ送りました。
ひとつひとつに、鈴つきのポエムカードを入れて。
仙台の著者、星乃ミミナさんが、やなせたかし先生の特製慰問ポスターと一緒に、被災地の幼稚園や避難所などへ、直接届けてくださるのです。
星乃ミミナさんは、詩人です。
銀の鈴社には、下記2点の詩集があります。
『星空の旅人』(葉祥明 絵 ジュニアポエム56)
『花かんむり』(深沢邦朗 絵  ジュニアポエム78)
お姫様みたいな可愛い詩人ですが、モンゴルや四川省などへ支援活動に行かれています。
今度は、お膝元。
仙台でも、穴のあいたマンションを、修理するのもいつになるか、という状況に、まだまだ続く大きな余震。
そんな中でのご尽力。
本当に感謝です。
殿もまた、ご尽力くださっています。
『みちのくの文学風土』の著者、伊達宗弘さま。
お住まいの登米市は、多くの被災者を受け入れておられるところ。
南三陸町の小学校へも、近々、手づくりバッグを150枚お届けします。
殿のご紹介です。
南三陸町では、まだ学校開設までは無理なので、登米市の廃校を使っての開校準備が始まっています。
複数の避難所などへ分散している子どもたちを、毎日スクールバスで回りながら送迎するそうです。
準備に奔走中の校長先生も、たくさんの支援物資をいただくが、手づくりは珍しいし、こういう実用品はありがたい、と。
殿や姫のご尽力に、そして、手づくりバッグを送ってくださるみなさんに感謝しながら、鈴つくりに励んでいます。
西野真由美

手づくりバッグのご報告◯大槌町のみどり幼稚園

葉山の明照幼稚園は、情操教育を大切になさっている幼稚園です。
卒園児への記念品に、銀の鈴社のジュニアポエムを贈ってくださっています。(深謝!)
一人ひとりの本の見返しに、園長先生がメッセージを手書きして。
その明照幼稚園と提携している大槌町のみどり幼稚園が、大きな被害を受けて困っていると知り、明照幼稚園の園長先生が立ちあがりました。
みどり幼稚園の園児たちは、職員に誘導されて全員無事です。
新しく建ったばかりの園舎も、津波にのまれたものの、補修すれば大丈夫。
けれど、みんなを避難させ、最後に残った理事長、園長ご夫妻が行方不明のままなのです。
大槌町は、町長も行方不明のため、支援もなかなかスムーズにいっていないらしい。
明照幼稚園の園長先生からお話を聞いた銀の鈴社のスタッフは、私たちでできることを始めました。
銀の鈴社の本や、Timtamのオモチャ、手づくりバッグの男の子用と女の子用を各100枚。
手づくりの布製お人形を届けてくださる方もいて、それらを明照幼稚園へお届けしてきました。
明照幼稚園では、車を用意して、直接持参するそうです。
みなさんの手づくりバッグは、きっと園児や職員のみなさんに喜んでいただけることでしょう。
西野真由美

手作りバッグの途中ご報告

全国各地から、手づくりバッグが届きます。
幼稚園のお母さん有志や、ばあば三人組など、何人か分をまとめて送ってくださる方も。
ひとつひとつ、ご自分の子どもや孫に作るように、丁寧につくられています。
ほとんどのバッグには、それぞれに手書きのメッセージも添えられています。
想像以上にたくさん送っていただいているので、いろいろな方法で被災者のみなさんへ贈らせていただいています。
例えば、この週末に被災地へボランティアへ行っている「鎌倉子育てネット」の方へも託しました。
昼間は泥すくい。
夕方以降は、読み聞かせや物質配布などのお手伝いをなさるそうです。
現地の状況は、日々刻々と変わっています。
小さなお子さんのいるご家庭は、避難所や被災地から、仕事を得られる他の地域へと避難されている方が多いそうです。
布製の手づくりバッグは、子どもはもちろんですが、ご年配の方にも、軽くて柔らかくて、何よりの品。
心をこめて作られた手づくりバッグは、その心がしっかりと伝わるように届けたい。
食べ物のように傷むものではありませんが、段ボールでただ山積みのまま、置き去りにされるようでは、みなさんの心を届けたことにはならないからです。
いろいろな方にお声をかけて、確実にお届けできるように努めています。
もう少ししたら、そんな状況を写真でもお伝えできると思います。
楽しみにお待ちくださいね。
西野真由美

心と物を届けるために

東日本大震災支援、小さな会社ですが、小さいなりにがんばっています。
手作りバッグや、本の支援。
ご自身も被災されながら、移動図書館を準備しているという方や、理事長、園長ご夫妻が行方不明の幼稚園への支援など。
そこの園児は先生方の誘導で全員無事。
最後まで残っていた責任者のご夫妻が、津波にのまれてしまったそうです。
コツコツと、でも確実にと動いていると、思いがけない大きな流れに合流することもあります。
善意が波紋のように広がって、小さなせせらぎが、いつのまにか、大河になっていくように。
でも、大きいことは、例外をつくれない、ということでもあるんですね。
確かに、例外へ対処するのは手間がかかるし、効率の悪いことなのだから、いたしかたないことなのでしょう。
小さな会社で、臨機応変の小回りだけが取り柄のように、それでも、後悔のないよう、前を向いて歩いてきました。
世の中って、難しいなぁ。
つい、ため息をつきそうになるけれど。
いやいや、まだまだ。
ひとしずくの水でさえ、時間をかければ、岩をも穿つことがある。
「ため息をつくとね、幸せが逃げちゃうんだって」
かつて幼い息子に言われてから、ため息をご法度にしてきた私です。
小さいなりのチョコチョコ一歩でも、俯かないで進んで行こう!
誕生日を目前に、あらためて心の鈴をふりながら、その鈴の音に耳を澄ます私なのでした。
西野真由美

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