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銀の鈴社は、〈花や動物、子供たちがすくすく育つこと〉を願って活動しています

『源氏物語と鎌倉ー「河内本源氏物語」に生きた人々ー』◯西野真由美の社長ブログ

織田百合子さんの研究書『源氏物語と鎌倉ー「河内本源氏物語」に生きた人々ー』のご紹介です。
本書は研究書ですが、源氏物語や鎌倉を愛する一般の方々にも、構えることなく、グイグイ引き込まれながら読んでただけます。
著者の織田百合子さんは、早稲田文学賞受賞の作家であり、写真家。
著者は、考古学を学んだ新たな切り口から、鎌倉における『源氏物語』の成立過程を辿ります。
紫式部が書いた『源氏物語』。
しかし、紫式部自身の手書き原稿がのこっているわけではありません。
昔の人が「写本」として書き残してくれて、今に引き継がれているのです。
『源氏物語』の二大写本のひとつ「河内本源氏物語」は、鎌倉でつくられました。
鎌倉と京の有識者たちの交流図を付し、いくつもの写真も織り込みながら、流れる筆力で、当時の人々を取材しているかのようです。
武家文化ばかりが取り沙汰される鎌倉。
しかし、雅な平安文化を今に繋いだのは、その鎌倉だったのです。
世界に誇る日本文学の『源氏物語』と鎌倉。
鎌倉の新たな一面を発見できる一冊。
本書を読んでからの鎌倉散策は、また一段と味わい深いものになるでしょう。
西野真由美

『君の声が聞こえる』◯西野真由美の社長ブログ

恋文という言葉が、もう死語になってしまったかのような目まぐるしい変貌を遂げた現代に、恋文の雰囲気を纏った恋愛小説の登場です。
街中の雑踏で、ふっと雨上がりの草の香りをかいだような、そんなやすらぎの読後感があなたをそっと包んでくれるのとでしょう。
<この小説は、私が初めて書いたものです。来年三十歳を迎えることを考えたとき、二十代を生きた証を残したいと思い、小説を書くことにいたしました。
年が明けてまもなく、真っ白なパソコン画面に、まずタイトルを打ち込みました。
「君の声が聞こえる」
このタイトルは、小説を書こうと思った瞬間に決まったものです。ストーリーも登場人物も何も決まっていない状態で、このタイトルがふと浮かんできました。>……著者あとがきより抜粋
忘れかけていた純粋で一途な想い。
新谷亜貴子さんの『君の声が聞こえる』は、読後の心に清しい一陣の風を感じる一冊です。
西野真由美

冬期休業のお知らせ

弊社では、下記の期間、事務所及びギャラリーを夏季休業とさせていただきます。期間中は何かとご迷惑をお掛けいたしますが、ご了承くださいます様お願い申し上げます。
2011年12月18日(水)~2012年1月4日(水)
上記の期間中メールやFAXは受付可です。
2012年1月5日(木)より平常通り営業いたします。

朝日新聞「心のミルク」◯西野真由美の社長ブログ

朝日新聞の今日(12月10日土曜日)の夕刊、「心のミルク」に、今回も2点を出稿します。
全国版の全面カラー。
<絵本は心のミルク>というコンセプトに共鳴して、ずっと参加しています。
子育てサイトのユウchanや、BOOKasahi.com(ブックアサヒコム=朝日のWEBサイト)では、読者目線の詳しい紹介もあり、ネット購入もできます。
宅急便のブックサービスとも連動して、育児真っ最中の<心育て>をサポートする企画。
今回は、新刊『おそとであそんだ日』と『もみごめぼうやのだいへんしん』。
おやすみ前の絵本にぴったりの『おそとであそんだ日』
しっぽの短い子ネコのはんぱちゃんが、楽しい夢の世界へ導いてくれるでしょう。
『もみごめぼうやのだいへんしん』は、日本人の食生活に欠かせないお米のことはもちろん、「いただきます」にこめられた感謝の心も伝えます。
クリスマスプレゼントや、お年玉と一緒に。
子どもはもちろん、大人にだって「心のミルク」になる絵本たちです。
西野真由美

2012年万葉野の花カレンダー「野の花のようにしなやかに」◯西野真由美の社長ブログ

来年版の万葉野の花カレンダー3種、今年もご用意しております。
昨年は、12月中旬に完売してしまったカレンダーもあり、ご不自由をおかけしました。
そこで今年は、毎年通販でご購入くださっているお客様にご迷惑をおかけしないよう、早めにご案内させていただきました。
ご注文書やご送金時の郵便振替にお言葉を添えてくださるお客様も多く、スタッフ一同、あたたかいお言葉に元気をいただいております。
大震災後、自分の家は被災を免れたけれど、身内や近隣の悲惨な状況を目の当たりにし、電気や水、車も使えない日々でも、カレンダーや絵はがき、本などの野の花の絵に慰められ、癒されて、心を保つことができました、と。
胸の熱くなるメッセージに、野の花を描くことは、自分にとっての癒しだという野の花画家、阿見みどりの言葉がよみがえりました。
野の花のようにしなやかに
野の花画家、野の花のメッセンジャーと自称する阿見みどりが、サインする時の言葉です。
野の花のようなしなやかさで、行く年を送り、来る年をお迎えいただきたいと、そして来る年の万葉野の花カレンダーには、日々、小さくともあたたかな幸せが刻まれますようにと祈っております。
西野真由美

自費出版よろこんでお受けします きめこまかな対応が人気 編集長

人生いろいろ 現実は小説より奇なり。
激動の日本を生きてきた 今高齢期の人は だれもだれも未来に続く礎を築いたストーリーの主人公にちがいありません。
元気なうちに アルバムを整理しながら 足跡を遺す尊い作業にかかりませんか?
ご予算に合わせて 重厚なもの 気軽な形 お手伝い致します。
1冊だけでいい 自分の心を 本の形に・・・・
遺されたひとりとしての切なる願いです。
                                  編集長の記 

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