skip to Main Content

銀の鈴社は、〈花や動物、子供たちがすくすく育つこと〉を願って活動しています

おかげさまです 原画展無事終了

11月3日から23日 20日間のイベントは私にとっての重大行事でした。
お天気にもまあまあ恵まれ 各新聞社の記事もなぜか 今年は当たり年で 連日新しいお客様で賑わいました。
屏風 巻子 額絵 計40点ほど 
終盤になって カレンダーの原画や 気を入れて描いた大きな画が お嫁にいって ホッとしました。
お出かけくださいましたみなさま あらためてお礼申しあげます。

『おそとであそんだ日』◯西野真由美の社長ブログ

おやすみ前のひととき、お子さんと一緒に読んでいただきたい絵本ができました。
『おそとであそんだ日』江口みつおき作。
すやすやと寝入っている我が子を見ながら、
「この子の今日は、どんな一日だったのかしら」
などと思ったことはありませんか?
同じことの繰り返しのような毎日を積み重ねて、たくさんのことを学び、吸収して成長していく子どもたち。
ことにお外で遊んだ日は、きっと新たな発見に満ちた、刺激的な一日だったことでしょう。
絵本の主人公は、しっぽの短い、はんぱちゃんという名前の子ネコ。
そのはんぱちゃんが、思い切って外の世界へ飛びだして、森のうさぎや草原の牛と遊び、夕暮れの中、あたたかな我が家へ帰る、ある一日のお話です。
ほのぼのとした穏やかなお話は、柔らかな色合いの油絵で包まれて、楽しかった自分の今日もほんわりと思い出させてくれるでしょう。
お日さまがポカポカ暖かかったね。
風が吹いていたね。
小さな白い花が咲いていたね。
パトカーが通ったね。
はんぱちゃんの『おそとであそんだ日』を読んだ後で、今日を少し振り返ってみたり。
おやすみ前のそんなひとときは、きっと楽しい夢の世界へ続いていきます。
家庭での日常会話を基本とした、英訳もついています。
なかなか眠れない疲れた大人へのプレゼントにもどうぞ。
西野真由美

『山のじいちゃんとチャボのボス』◯西野真由美の社長ブログ

『山のじいちゃんとチャボのボス』美才治幸子作・小倉玲子絵のご紹介です。
四年生の夏休み。
太郎は、大好きな山のじいちゃんと過すため、準備万端整えます。
四年生になったので、初めて一人で行くのです。
街を抜け、山の中を歩いて半日近くかかる道程。
渇いた喉は、水筒のお茶で潤し、火照った身体と吹き出る汗は、沢の流れに脚をいれて鎮めます。
ようやくたどり着き、大歓迎で迎えてくれたじいちゃんですが、そこでの毎日は街の暮らしとはかけ離れた日々でした。
石けんもシャンプーもないお風呂にギョッとする太郎。
じいちゃんは、人のにおいのする水は虫が嫌うので消毒になると、風呂の湯を畑へ流すしているのです。
田の草取りでは、虫に刺されるのではないかと尻込みしますが、じいちゃんのところへいったら、たくさんはたらいて手伝おうと思っていたのに、と思い直して奮闘します。
一人旅の途中で出会った沢ガニや、じいちゃんと暮らすチャボのボスを通して、命をつなぐことの大切さ、その命をいただいて生きていくことの重さをしっかりと思い知っていく太郎。
太郎のひと夏の経験を共有、共感しながら、たくさんの命をいただいて生きていること、五感すべてをフルにつかって毎日を過すことの面白さを感じさせてくれる本。
バーチャルなゲームの世界で遊ぶことの多い今の子に、こんな世界があるんだよ、と教えてあげたい物語です。
西野真由美

『アリスと魔女たちのカーニバル』橋立悦子作◯西野真由美の社長ブログ

新聞の折込に、オモチャ屋さんの広告が入ってきました。
それも、カラーの小冊子!
そういえば、もうすぐ師走。
クリスマスの季節です。
魔女シリーズの最新刊、17巻目『アリスと魔女たちのカーニバル』は、クリスマスプレゼントにうってつけの一冊!
夜の図書館の館長は、『不思議の国のアリス』の主人公、アリス。
アリスからのたってのお願いで、魔女のエッちゃんの家にやってきたのは、世界名作童話の主人公たち。
『幸福の王子』とツバメがみつけた悩める子どもたちを救おうと、ドロシーやジャック、長靴をはいたネコやイワンが奮闘します。
世界名作童話の主人公たちが、魔女のエッちゃんや白ネコのジンと一緒に縦横無尽に活躍する物語。
ピノッキオやチルチルミチル、ガリバーやほらふき男爵。
おなじみの童話の主人公たちが、子どもたちの悩みに寄り添って、ともに悩み惑いながら未来を切り開いていきます。
それぞれの主人公たちのキャラクターがいかされたお話なので、元の童話をまだ読んでいない方も楽しめます。
クリスマスやお誕生日のプレゼントにぴったりです。
西野真由美

海外野の花ツアー 再会の集い

11月19日 銀の鈴サロンにて 
12時 鉢の木の特製弁当を頂きながら 今井さんご夫婦がまとめてくださったDVDをバックに 楽しい時間でした。 あいにくの雨あらしのなか みなさまびしょびしょのご到着でしたが。
定員20人はお食事するにはスペースに少々無理があり、反省しました。
来年15回をひと区切りにアンコール スイスのミューレン全連泊 
2012.6.18~26 アイガー・ユングフラウ・アイガー三山を正面に眺められるホテルアイガーの20部屋 ついに確保できました。
先着予約の発表と同時に、10人ほどが手をあげました。速報チラしは年内には発送できると思います。
国内ツアーはご希望の方がまとばれば 今年は実行したいです。お申し出お待ちします。

川合玉堂展  11月23日まで

久々の休日 待ちかねた川合玉堂展へ。
由比ケ浜の海沿いに ゆっくり西野真由美の運転で30分弱 葉山ご用邸となりの近代美術館。
100点余の 個人所蔵まで全国から寄せられた作品は 大作が主で想像以上の感動。
写生帳は 見事な筆さばき 刺激を受けて充実の一日でした。
今朝の朝日の朝刊に 万葉野の花水彩画展の紹介がでて また明日から連日画廊詰めを覚悟しました。
恩師 故・長谷川朝風先生の画集をギャラリーに置き合間に眺めていて 川合玉堂と同世代の師の世界を あらためて深い感銘にひたります。
日本画の世界も 近代の波が押し寄せて 大分私の好みと隔たりがでて不安でしたが やはり伝統のなかを生きている作品は 不動の深みがありました。

JCN鎌倉20周年記念公募作文表彰式◯西野真由美の社長ブログ

この夏、鎌倉ケーブルテレビの20周年記念事業として、鎌倉、逗子の小学生対象に、「20年後の私」をテーマに、作文の公募が行われました。
審査員は5名。
鎌倉文学館館長の山内静夫氏。
作詞家の渡辺なつみさん。
JCN鎌倉の豊島社長。
JCN鎌倉の女子アナ3名で1名分。
そして、銀の鈴社の私、西野真由美。
70篇弱の公募作から、大賞1篇、佳作4篇、入賞11篇が選ばれ、昨日、鎌倉商工会議所の地下ホールで表彰式が行われました。
読み手が恥ずかしくなるほどきれいな字でしっかり書かれた大賞作品は、20年後の自分の姿を具体的に表現した秀逸な作文で、全員から高い評価を得ての受賞です。
佳作4篇は、個性光る粒より揃い。
笑顔の絶えない自分でいたいと希望する作文は、公募テーマとは少しズレのあるユニークな作品ですが、笑顔あふれる社会をと願う世界観が眩しい作文。
薬剤師になりたいという少女は、病を癒し命を救う薬の調剤に臨む薬剤師の仕事ぶりに魅せられた作者が、その仕事に課せられた使命の重さを家族から教えられ、真剣な眼差しの背後にある責務に気づきます。
どんな仕事をしたいのか、まだよくわからないという少年は、それでも日本とアメリカ、二つの国をつなぐ架け橋となるような仕事をしたいと綴ります。いつかきっと役に立つという父の言葉を信じ、英語の勉強をしているから、夏休みにアメリカへ行った時にも、おばあちゃんと話ができるんだ、と。
ミュージカル女優になりたいという作文では、そのために会得すべきことがらが、事細かに挙げられています。
夢を見据えて、具体的に歩みを進めるその姿は、スポットライトに照らされたように輝いています。
入賞の各作文も、甲乙つけ難い力作ばかり。
未来を担う若い力の大いなるエネルギーと純真なまなざしに、目一杯充電させていただいた一日でありました。
西野真由美

Back To Top