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銀の鈴社は、〈花や動物、子供たちがすくすく育つこと〉を願って活動しています

スケッチ教室 台風で振り替えの日

入梅の頃は いつもお花がなくなる風景を思い モデル探しが案じられましたが 摘んでみたら そろいました。
その上、生徒さんの豊田さんから
   7段花(山あじさい)
   にわふじ
   くろたねそう
   さらさうつぎ
が仲間入りして、テーブルはにぎやかになりました。
   どくだみ
   仙台からきた被災地支援のお礼のバラ
   てっせん・・・ことしのメイン クレマチスの丘(三島)でもとめた          鉢植えの3種と、我が家とギャラリーの今年また咲い          てくれた3種、母の日に末娘から届いた八重の白い花
   グーちゃんと散歩で摘んだ ひめじおん、はるじおん・スカンポ・ク   ローバ、草ききょう、かやくさ、
   庭に咲いた一番花のほたるぐさ、あじさい2種、霜つけそう
   山村御流のいけばなの教材だった 乙女百合とりょうび(令法)
   ギャラリー横の私の大事な鈴の音ガーデンの
          都忘れ、千鳥そう、月見草に似た黄色い花
    ありがとう花たち
   

スケッチ教室 5月30,31日のこと

30日はあいにく台風の予報です。
私は自宅が近いこともあり、サロンにて準備をし、待機しております。
でも、ご不安なかたがいらっしゃるといけないので、その週の木曜日・6月2日 午後2時からも設営します。あらかじめお電話だけは、かならずお願いいたします。
雨の季節はまた風情が格別の鎌倉ですが、台風は困ります。
もうすぐ、近くの鎌倉宮のアジサイの路は山アジサイがたくさん、なのに、ひっそりと静かな情緒を感じさせてくれるでしょう。
明月院、成就院のアジサイは元気はつらつのかた向き、鎌倉宮はもの静かな想いに浸りたいかた向きです。
わかれ路手前の銀の鈴ギャラリーで、ひと休みしてからごゆっくりどうぞ。

野の花スケッチ教室 

5月16,17日 両日 楽しく終了しました。
16日は好天に恵まれ、浄妙寺の花の散策路にて。
17日は雨の予報で 大事をとっていつもの銀の鈴サロン。日曜日三島のクレマチスの丘に行き、3鉢をもとめ、庭のたくさんの花に加えてモデルのポイントになりました。

野の花スケッチ教室 3月振替の日きまりました。

花の多い季節にと下記にきまりました。ご都合のよい日を事務局までお電話でお知らせください。
       
      5月16日(月),17日(火)
      1時半~3時半
      集合 浄妙寺入口の受付をすぎた広場
         (鎌倉駅 バス5番から7分ほど 『浄明寺』下車30秒)
      銀の鈴社から3つほど先の停留所です。スイカも使えます。
      雨天の場合は、いつもの通り銀の鈴サロンにて
集合場所のすぐ先に、おいしい石窯パンのコーナーやレストランもあります。そのお庭もお花がたくさん・・・・・
住職さんの奥様が 野の花大好きという方で 山門を入ると左側に花塚があります。まわりに春の花々も咲いているはずです。
私は 花塚にお一礼してからスケッチします。
3月のスケジュール せっかくでしたが、見送った分きっといつもより 多くの発見や感動がありそうな気がします。どうぞ健康管理をおたいせつに。
追伸  レストランは月曜日はお休みでした。

もう 葉桜!

計画停電がとりあえず解除になり 何となくリズムが落ち着いてきました。それでもまだまだ 毎日 地震速報の聞きなれない警戒音が響く毎日です。
3月のスケッチ教室の振り替えを この花の季節に 外の空気の中でと考えています。
私の大好きな花寺 浄妙寺の境内 まず花塚にお参りして・・・  天気のよい日を選んで 1週間前の気象予報がでてからのお知らせでは 急すぎるでしょうか。思案中です。
国内、海外の野の花ツアーも 朝日新聞の、日本列島に活を!という記事に背中を押されて そうだ、いつまでも萎縮していてはいけないと 立ち上がることに決心しました。
来週には登録者にDMの予定です。
今度の日曜は 昨秋の原画展でお声をかけてくださった方のところに 丹精の「いかりそう」が咲いたとのお知らせで スケッチに行くことになり わくわくしています。
銀の鈴社玄関横の、私の大切な花園で 今朝 すてきな「翁草」がさきました。
これから、つぎつぎ かわいい花たちの出番です。

震災のお見舞い    阿見みどり

あの大震災から 4週間 まだまだ続く余震 救急用のリュックをかたわらに携帯しながら 落ち着かない日が過ぎていきます。
昨日は 被災地の1年生に 手提げ袋セットを作って送りましょう・・・・の声かけに さっそく野の花大好きな山岡さんが サンタさながらに52枚もの すてきな手提げを。
妹は ピアノの発表会で1年に1度の大イベントのなか がむしゃらに仕上げて 数十枚。
八ヶ岳の山本さんからも そのうちに届くとか。
私は 震災のなか産声をあげた絵本「ヤギのいる学校」を すこし落ち着いてきたころ送ることに。主人公のヤギのしろちゃんは 中越沖地震のとき避難所となった学校で 多くのひとの心を癒してくれました。
今 すぐ私に出来ること・・・・・ まわりの人々が、知恵を絞って行動を起こす尊い思いやりが 毎日うまれ 育っていきます。
早く 確実に 被災地に届いて 元気の元になりますように。

9月のスケッチ教室 17、18日 楽しい時間でした

酷暑はまだまだ 冷房を頼りにギャラリーでの教室
さすがに野の花も 姿を消し 秋草の出番を待つ今日この頃
モデル探しにひと苦労です。
裏の崖から垂れ下がっている野葡萄 私の大好きなモデル 残念ながら 美
しいあの独特の色・色は未熟で 一様に緑の実。それでもつるののびやかな
姿と葉の形、茎の赤色が絵になる場面を イメージしながら テーブルいっ
ぱいにしつらえました。
小町通りで求めた河原ナデシコを やさしい彩りに演出して。
ベランダまで侵入してきた葛の花、大谷美術館近くのえのころぐさ、萩など
探せばつぎつぎ見つかりほっとしました。
園芸種は 絵にする画材として なぜかとびつくほど魅せられるに至らず。
野の花が好きな方々なので 多分 私の直感で選んで大丈夫かと。
8月の安曇野のスケッチツアーでは 高原や湿原の美しい山野草を 手の届く
距離でスケッチできて 夢のような幸せな時間でした。
日頃 ご家族の介護に明け暮れて 自分へのご褒美ですと花ずくしの時間に
目をほそめていらっしゃる方も 何人か。尊いことと思います。
野の花に助けられて 今 私は生きていると 素直に思う日々です。

野の花アートツアー 安曇野 阿見みどり

8月25,26,27と2泊3日の楽しいツアーでした。
八ヶ岳のネイチャーガイド田中さんがていねいに珍しい花などを案内してくださいました。
いやり湿原 たかぼっち高原 唐花見(からけみ)湿原 原村自然文化園 八ヶ岳のしし岩
どこも独特の表情で魅力的でした。
日本の国は やっぱり美しい!
酷暑の3日間 1回だけバスにのるところで にわかに空がかきくもり
あっというまに大粒の雨 黒い雲が不思議な動きを見せて なんと竜巻が!
生まれてはじめての現象を目撃しました。
「信州安曇野の花野三景」 10月の原画展に最新作でお披露目します。
この興奮が醒めぬうちに仕上げたい。

語り継ぐ戦争体験  3  阿見みどり

高校野球の合間に 徹子の部屋をのぞく  今日から夏休み
徹子さんの談話に戦争体験のひとこと 自由が丘の駅にいき「元気にいってらっしゃい」と旗をふって見送るとご褒美にスルメをもらった・・・戦争のことなどよくわからぬままとはいえ、心に痛みとして残っていると
幼い心に人間としての異常なあれこれのシーンが、人それぞれの深奥に息づいているのだと共感しました。同じ自由が丘の駅での記憶とは。
兵隊さんを駅で見送る 私はまぎれもない自分の父の番でした。
目蒲線だったのでしょうか 記憶では大井駅でもう帰りなさいと父に言われただならぬ緊迫した雰囲気で、母を振り返りました。
気丈にも母は表情を変えずに赤ちゃんだった妹をおんぶしていて、両手に弟と私、私はもう片方を兄と手をつなぎ、行ってらっしゃいと。
命をかけてのさよならとは、私には理解の域をこえていました。
父はその風景を瞼に生きて帰ったといっておりました。
終戦後、戦死の通知がきて疎開先での母のたくましさは固まっていった気がします。
ある日、よれよれの兵隊さんが前触れもなく現れました。父でした。
母は口に指をあてて父を奥に追いやりながら「まわりでは戦死した人が多いのよ。声に出して喜んではいけません」。とてもとても怖い顔でした。
戦争体験 2
8月6日原爆の日
朝の黙祷のあとで 意を決して自分の戦争時の体験を書きとどめようと、このブログに約束ごととして入力しました。
1から10ぐらいまで項目を書いて・・・
うっかり消してしまったのか「語り継ぐ戦争体験 1」が行方不明
これは その続き
   1 自由が丘での防空壕造り
記憶がおぼろげなのでウエブ検索
東京大空襲自由が丘  キーワードがあたりわかりました
「昭和10年 赤坂の豊川稲荷大社から分神を招致し、商店街活性化の一つとして 1、10、21 月3回豊川稲荷の縁日とされ 昼間から煙火を上げ夕方から駅前銀座会と銀座会の通りに露店が80軒以上並んで賑やかでした。大東亜戦争に突入し街も戦時色となり 縁日も中止となりました。
昭和20年3月10日の東京大空襲で駅前を中心に商店街の半分以上が消失・・・目黒区商店会会報22より 」
23~55万の死者を出したこの日です。
緑ヶ丘国民学校1年生でした。
学校まで1分の至近地。文部省の役人だった父は日本語振興団として南国セレベス島に出征がきまったため、妹がうまれたばかりの大家族を案じてこの便宜を考えたのでしょう。(セレベス島 父から聞いた音声で地図を探しても見つかりません)
警戒警報のサイレンが日増しに頻繁になって、心配した祖父が今の韓国、普山にいたはずなのに私たちの家を守ってくれることになりました。
とてもとても怖いかみなり髭ジジー。 今思えば命の恩人なのにいやな思い出の一人です。
 防空壕を造らねばと、さっそく庭を掘って10メ-トル四方に溝を掘る その土をこんもりと小山にする、穴はかなり深くて大変でした。
幼い私たちもちいさな砂場遊びのシャベルで土を運んだりお手伝いです。
その時です。突然すさまじい警戒警報のサイレンがなりました。私は怖いジジの命令でひたすら穴を掘りつずけました。なにか叫び声を感じた時かなづちが目の前に飛んできました。私はびっくりして振り向くと未完成の防空壕の入口に仁王立ちのジジがわめいています。
反射的に走りよってすごい剣幕で叱られたことが脳裏にはっきり焼き付いています。
何をするのものんびりやの私、もっとなさけないほどスローな母 よくぞ皆成人したと不思議です。

2010秋 13回「鎌倉に咲く万葉野の花水彩画展」

鶴岡八幡宮のぼんぼりまつりがはじまりました。私も寄進していますので、
ご覧いただけたらうれしいです。
続いてこの秋は鎌倉展13回目 「鎌倉に咲く万葉野の花水彩画展」
       10月9日~11月3日 雪の下・銀の鈴ギャラリー
ちょうど湘南庭園文化祭2010(9月1日~12月4日)の期間でこの
文化祭のなかの一環として開催します。
原画展の期間中、10月11日午後1時半から3時半会場奥の部屋で詩の朗
読会もあります。
9月1日刊行の「風のほとり」小関秀夫詩・阿見みどり絵
東京から高山訓江さんが応援にかけつけてくださいます。
美しい詩の世界をひとときお楽しみください。
                           

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